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今季の自己採点は「意外といいんです」 小祝さくら、新年の抱負は“日本一”とやっぱり“便器”?

首と腕にはコラントッテの製品。日頃から愛用するアイテムもしっかりとPR(撮影:ALBA)

東京都新宿区にあるアルペントーキョーで、磁気健康ギアの製造・販売を行う株式会社コラントッテが主催するトークイベントが15日に行われた。そこにツアー通算9勝の小祝さくらが出演。本人は「すごくあっという間。トークショーをする機会はなかなかないし、あまりしゃべることに慣れてないのでちょっと緊張しました」と振り返ったが、ほんわかした“さくら節”を連発し、会場を大いに盛り上げた。

イベント後には集まった報道陣の取材にも応じ、1勝を挙げた2023年シーズンを総括。ファンの前では「目標にしていた複数回優勝とメジャータイトルを獲得できなかったことが悔しかった」と話していたが、それがそっくりそのまま来年の目標になる。「メジャーはチャンスがあるなかで獲れなかったから悔しい。ただ、それも自分の実力だと思うので、しっかりとオフに練習して来年またリベンジしたい」。年明けから本格的に来季への準備を進め、例年通り、宮崎で合宿する計画も練っている。

悲願成就への課題に挙げるのは「ショットの精度」。パーオン率は73.6284%で6位とキャリアハイの数値を残したが、「アイアンショットがなかなかうまくいかなかった」と、さらに多くのチャンスを作り出すことを目指していく。またウェッジショットについても「微妙な距離の時に今年は苦戦した」というイメージも残る。「いろいろトライしたい」とスイング面、イメージ面でこのオフにはシーズン中には難しい“思い切った改革”をすることも示唆した。

それでも7月に北海道で行われた「ミネベアミツミレディス」では、初の地元優勝を達成。9月には「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」など3週連続2位と惜しい結果が続いたが、安定したプレーを続けたことは評価している。一年間の自己採点は「80点」。ゴルフ以外の面も充実し、「いつもはもっと低いんですけど、意外といいんです」と、“合格点”を自らに与えた。

国内で4つあるメジャータイトルのうち、一番手にしたいものは「日本女子オープン」だと話す。今年は初日「75」の出遅れから巻き返しを見せたが20位。原英莉花とのし烈な優勝争いを繰り広げた20年は2位、昨年も7位になっており、来年こそ女子ゴルファーの頂点に立ちたい。

さらに、こんな“目標”も継続する。「便器がずっと欲しくて。大会の商品のなかで便器が一番欲しいです。狙いたいな」。これは、日本で唯一行われる米国女子ツアーの「TOTOジャパンクラシック」の副賞をさし、今年も熱望していたもの。同大会で勝つと、米ツアー参戦の権利も与えられるが、それについては「食事や言葉が厳しいし、今は『日本最高!』と思ってプレーしています」と現時点では興味なしを強調する。ここでも“小祝さくらワールド”が全開だ。

来年1月4日は、恒例になっている新日本プロレスの東京ドーム大会を勝みなみとともに観戦予定。「オカダ(・カズチカ)選手のファンですけど、今年は内藤(哲也)選手が注目かなって思ってます」。現王者・SANADAに内藤が挑む、IWGP世界ヘビー級選手権試合などで興奮し“新年を迎える”予定だ。

イベントでは普段から愛用するコラントッテ商品に加え、同社の社長が作っている『帝塚山ぽん酢』もテーブルに置いてPR。「すごくおいしくて、毎日食べてます。豚しゃぶに合います」と、これも今季全38試合に出場した鉄人を支えている。イベント定員の30名の枠はすぐに埋まり、抽選も行われたほど人気ぶりは健在。来年は日本一の肩書と、便器をゲットし、さらに“すっきり”とこのトークイベントを迎えることができたら最高だ。

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