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復帰後の「最高ラウンド」 タイガー・ウッズがパワー発散の変化に言及
タイガー・ウッズが67で浮上した(撮影:GettyImages)
<ジェネシス招待 3日目◇18日◇リビエラCC(米カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
昨年7月の「全英オープン」以来となるツアー出場で注目を集めるタイガー・ウッズ(米国)が1イーグル・3バーディ・1ボギーの「67」をマークし、トータル3アンダーの26位タイに浮上した。
「もう少し上位が見える位置で終わりたかった」としたが、自動車事故から復帰後のベストスコアには「最高のラウンド」と満足感を漂わせた。
10番からスタートしバーディ発進。14番でもバーディを奪い、折り返し直後の1番パー5では2打目を1メートルにつけイーグルを奪うなど見せ場を作った。ラウンド中に女性用生理用品をイタズラに使ったとして、2日目のラウンド終了後に謝罪したウッズ。大会ホスト役も務める中で、プレーで威厳を取り戻した格好だ。
「ショットはいい感じ。ドライバーで球を打ち分けることができている」と、ドライバーで低いフェードを駆使し攻める姿は黄金期を思わせる内容。2日目に苦戦したパッティングも改善し、快ラウンドにつなげた。
交通事故後は右足の痛みとの戦いが続いている。「いまは地面を使って踏み込むスイングができないけど、体のコアで振ることができている」と、ケガ後に鍛えた体幹を使った回転重視のスイングで飛距離を出している。
唯一の不安点はやはりその右足の状態。「家ではボールも打てるし、チッピングもパッティングもできる。できないのは歩いてラウンドすること」と、フルラウンドを歩きで、ここまで3日間をプレーし「やっぱり痛い」とケアをして最終日に臨むのは仕方ないとした。
「最後もいいプレーで少しでも上に行きたい」と見据える久しぶりの最終日。『幼稚』と騒がれたイタズラ騒動を払拭するようなプレーで、第一人者の貫録を見せつける。
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