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三笘薫、徹底マークされ結果を出せず、ブライトンも圧倒的に支配しながらもカウンターで失点し敗戦

写真:三笘薫(提供:REX/アフロ)
2月18日、プレミアリーグ第24節「ブライトン対フルハム」の一戦が行われ、1対0でフルハムが勝利した。

この試合もスタメン出場となった三笘薫は、徹底マークに苦しんだ。

ゴールやアシストはできず、チームを勝利に導くことはできなかった。

圧倒的に試合を支配しながら得点が奪えなかったブライトンにとっては、痛い敗戦となった。

前半から終始ポゼッションで圧倒するブライトン

前半のポゼッション率が60%と大きく上回ったブライトンは、右のソリー・マーチ、左の三笘薫を中心に攻撃を仕掛ける。

シュート数はブライトンの7本に対してフルハムは0本と圧倒的にブライトンが優位にゲームを進める。

ブライトンは何度もチャンスを作ったものの、前半はスコアレスで折り返した。

三笘は前半2分に素晴らしいパスでチャンスを作り、前半28分にはショートコーナーのパスを受けた状態からドリブルで切り裂きクロスをエリア内に入れるなど、キレのあるプレーを見せた。

後半に入りブライトンは一段階ギアを上げ、さらに波状攻撃を仕掛けていく。

61分には三笘が魅せる。

左サイドでボールを受けると、得意のドリブルでエリア内に侵入。

相手DFに倒されたが、ここはPKを取ってもらえなかった。

この他にもマクアリスターや途中出場のランプティ、CBのダンクなどがシュートを放つもゴールは至らない。

66分には三笘のスルーパスでランプティが抜け出しクロスを入れるもシュートまでは持っていけず。

すると87分。

フルハムはカウンターから最後はマノル・ソロモンが素晴らしいゴールを決めて圧倒的に押されながらも決勝点を奪った。

結局このまま1-0で逃げ切り、フルハムが勝利を収めた。

悔しい敗戦となったブライトンは上位陣に食らいつきたい

フルハム戦前の段階で勝点35の6位となっているブライトンは、5位のトッテナムに勝ち点4差、4位のニューカッスルに勝ち点6差となっていた。

試合数が少ないブライトンは、さらに勝ち点を伸ばす可能性があるため、現時点での勝ち点差よりも競っていると言えるだろう。

しかし、フルハム戦に負けたことで勝ち点を伸ばすことができず、EL(ヨーロッパリーグ)やCL(チャンピオンズリーグ)圏内が遠のいた。

非常にチーム状態は良いものの、フルハム戦で躓いてしまった。

バルセロナ並みのポゼッションレベルを誇るその攻撃は、観ている者を魅了させることができる。

今後連勝街道を進むことができるのか、注目だ。

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