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堀琴音のオフは走り込み? 「緊張とワクワクする気持ち」でいざ沖縄戦へ【開幕戦注目選手】

堀琴音の2023年にも期待(撮影:Getty Images)

「今年も頑張ろうと思っていたなか、早い段階で優勝できたのですごくうれしかったです」。2021年に念願のレギュラーツアー初優勝を遂げ、シード復活を果たした堀琴音。昨季は沖縄で開幕戦を迎えると、3戦目の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」で逃げ切りの2勝目を飾った。

「ヤマハレディースオープン葛城」、「NEC軽井沢72」で2位に入るなどトップ10入りは10回。そして8月には、海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)に出場。2016年「全米女子オープン」、16年全英女子に続く3度目のメジャー大会で初めての予選通過も果たし、15位タイという好成績で終えた。

シーズンを通して安定した成績を残し、メルセデス・ランキングは9位と自己最高位。今季も力強く1年間を駆け抜けるべく、このオフには「体力をつけるため、例年より走るメニューを多めに取り組んでいる」という。

さらに「もう少しショットとパッティングの安定性が必要」と技術面にもフォーカス。昨季はフェアウェイキープ率9位(76.3590%)、パーオン率6位(72.7139%)でショットメーカーっぷりを示したが、パーオンホールの平均パット数は39位(1.8152)で1ラウンド当たりの平均パット数も60位(29.9204)と課題を残した。グリーン上の改善が、昨季も目標としていた「複数回優勝」達成のひとつのカギとなるかもしれない。

「開幕戦のダイキンオーキッドは、緊張とワクワクする気持ちがあり、とても楽しみです!」。昨年は4位タイで最終日を迎えたが、崩れて13位タイで終わった。そのリベンジを果たす意味でも、華麗なスタートダッシュを切りたい。

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