狙うは“ママでも優勝” 宮里美香がツアー復帰を目指してハードなトレーニングを開始
宮里美香は自身のインスタグラムを更新。出産後、JLPGAツアーに復帰する日を目指してハードなトレーニングに励む姿を動画で公開した。
ツアーで活躍中だった宮里が、レーシングドライバーの中山友貴氏と結婚したのは2021年。22年5月の「ブリヂストンレディスオープン」を最後に産休に入り、同年12月に元気な男の子を出産したことをインスタグラムでも公表している。
子供の成長に伴い、宮里はツアーへの復帰を目指して徐々にトレーニングを再開。そして「少しずつ身体も動いてきたので、下半身の力を上半身に伝えていくパワー系トレーニングを開始」したとのこと。
動画を見ると、確かに「パワー系」と呼ぶにふさわしいトレーニングだ。あらためてプロゴルファーのトレーニングのハードさが伝わってくる。
「止めるところはしっかり止めて、バランスよく力強くトレーニングしていきます」という言葉にも、ツアー復帰を目指す宮里の強い意志が感じられる。
宮里は1989年、沖縄県生まれ。ジュニア時代から頭角を現し04年に「日本女子アマチュアゴルフ選手権」、06年には「世界ジュニアゴルフ選手権」などで優勝してきた。そして09年、日本ツアーを経験することなく、米国女子ツアーに挑戦。12年に「セーフウェイクラシック」で優勝するなどの実績を残してきた。
17年に米国でのシード権を失うと、19年のJLPGAファイナルQTで上位に入りに翌年のツアー出場権を獲得。参戦後は着実な戦績を挙げているものの優勝はない。
今回の投稿のコメント欄には「頑張る姿、カッコいい」「復帰を楽しみに待っています」「ママ頑張って」などの応援が寄せられている。宮里の復帰を大勢のファンが待っている。ハードなトレーニングを積んだ宮里には、ツアー復帰はもちろん、史上7人目となるママさん優勝を達成してほしい。
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