• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 19歳がペブルビーチを攻略 佐藤心結は値千金の2m決めて初メジャーで予選通過

19歳がペブルビーチを攻略 佐藤心結は値千金の2m決めて初メジャーで予選通過

<全米女子オープン 2日目◇7日◇ペブルビーチGL(米カリフォルニア州)◇6509ヤード・パー72>

今月の21日に20歳の誕生日を迎える佐藤心結が、海外メジャー初挑戦で決勝ラウンド行きの切符を獲得した。2日目は1バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「75」と3つ落としたが、トータル6オーバーで辛くも予選突破。「最後までしっかり諦めずにプレーできました」とやりきった表情で一日を振り返った。

10番スタートで13番ではダブルボギーが先行。「苦しいなと思いましたが、そこからなんとか耐えることができました」とパーでしのぎながら、チャンスが来るのをひたすら待った。すると2番のパー5で初バーディ。その後は2ボギーとまたもや苦しい展開ながら、最後に粘りの集大成をみせる。

トータル6オーバーで迎えた9番パー4は、右側が太平洋でフェアウェイはその右に急傾斜。佐藤のティショットは右に転がったが、グリーンは狙える状態だった。そこから「そんなに悪いところに落としていなかったけど」と、グリーンに着地したボールは大きく跳ねて奥のラフに止まった。予選通過へ望みを託すには、最低でもパーで上がるしかない。

3打目はパターでも打てたが、ウェッジを選択。勝負のアプローチは少し強めに入ったが、下り傾斜を転がりカップをなめた。「少しでも右にずれていたらピンに当たって入ってくれたかも。でも少し強かったのでラッキーでした」と、なんとか2メートに寄せた。「集中することだけを意識して」と最後のパーパットをカップインさせ、週末のプレーをたぐり寄せた。

難コースを前に必死で戦い、思うのは「満足よりだけど、もったいないところもあった」とまだまだやれるという手応えはある。「素晴らしいコースだし、飽きないです。幸せを感じているので、何回でも回れます」。あと2日間のプレーは約束された。「ここからスコアを落とさないように、30位以内だったりにいられたらいいな。ビッグスコアを出せばジャンプアップすると思うので、そういったところも視野に入れたい」とムービングデーを見据える。

2日間でやり残したことを取り返すための残り36ホール。「どうやったらバーディを獲れるか、もう一回挑戦します」。強気な姿勢は崩さず、再度ペブルビーチの攻略法を練り直す。(文・高桑均)

関連記事