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イ・ボミは失意の2戦連続予選落ち「表現できない悲しさ」 次戦は5月のブリヂストンレディス

イ・ボミは「75」で後退。今大会でも予選突破はならなかった。(撮影:福田文平)

<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2日目◇25日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6565ヤード・パー72>

今季限りで日本ツアーからの引退を表明しているイ・ボミ(韓国)が、シーズン開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」以来3試合ぶりとなる試合出場を果たした。しかし、結果はトータル3オーバー・76位タイで予選落ち。「きのうはアプローチが寄ったけど、きょうはパーパットを決められず流れが悪くなりました」と、2試合連続で決勝ラウンド進出を逃した。

ダイキンを終えて一度韓国に戻り、ショット面の修正に励んだが実らず。「フィニッシュまでバランスを崩さないことを意識したんですけど、コースに出ると『これはダメ』、『あれがダメ』になってしまって」。

次に日本で出場を予定しているのは5月18日開幕の「ブリヂストンレディスオープン」(愛知県・中京GC 石野C)。そこまでに期間が2カ月弱は空くため、再び母国で修正を重ねていく。6月22日から始まる「アース・モンダミンカップ」(千葉県・カメリアヒルズCC)にも出られる見込みで、尻上がりに状態を上げていきたいところだ。

今の心境については「競争心が出るのはスイングに自信が出てから。気持ちが先なのか、スイングが先なのか分からない。連携がうまくいってないです」と話す。プレーがうまくいくからモチベショーンが上がるのか、はたまたモチベーションを上げることがプレーに好影響を及ぼすのか。言葉からも迷いが感じられる。しっかりと自信を持てるような時間を過ごしていきたい。

「好きなコースだから明日までプレーしたかった」と、沖縄に続き宮崎でも悔しい結果に終わった。「前よりも確実に応援が伝わってくる」とファンの声は力になるが、それだけに「表現できない悲しさ」とプレーで応えられないのが歯がゆい。次の愛知では、ボミ・スマイルをギャラリーに届けたい。(文・間宮輝憲)

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