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松山英樹「AT&Tバイロン・ネルソン」初日ハイライト 松山の十八番 観客を惑わす“フェイクショット”も炸裂

「AT&Tバイロン・ネルソン」の初日を5バーディ・ノーボギーで終えた松山英樹(撮影:GettyImages)

米国男子ツアー「AT&Tバイロン・ネルソン」の初日が終了。4月の「マスターズ」以来の復帰戦となった松山英樹だが、5バーディ・ノーボギーの「66」をマークし、17位タイと好スタートをきった。米国男子ツアー日本版公式インスタグラムでは、松山の初日のハイライト動画が7本公開された。

10番からスタートした松山は、13番まで2オン2パットでパーを積み重ねる安定したゴルフ。最初の動画に映る14番は残り65ヤード。グリーンエッジからかなり近いピンポジションでありながら、完璧な距離感でベタピンにつけ、復帰後初バーディを奪った。

ここから松山の圧巻のプレーが続く。2本目の動画は、15番パー3は220ヤードと距離があるが、アイアンを振り抜きピンそば2.5メートルにつけ連続バーディ。3、4本目に映る17番・145ヤードのパー3でも、ティショットをグリーンにきっちりと乗せ、約5メートルのラインを完璧に読み切ってバーディを獲った。

5本目の動画は前半のラスト、18番パー5の様子。残り92ヤードの3打目を打った瞬間にがっかりした表情を浮かべた松山。グリーンを外れるのかと思いきや、ピンから3メートルほどの位置にナイスオン。見ている人を惑わす、松山お得意の“フェイクショット”が炸裂した。

最後の2本は、5番パー5での1打目と3打目。松山のティショットは糸を引くようなきれいなストレートボールで、トータル309ヤード、曲がり幅は驚異の60センチを記録した。2オンはならなかったものの、3打目のアプローチを寄せ切り、5つ目のバーディを奪取した。

スタート時に首と手首の状態が不安だったようだが、終わってみれば5アンダーと、復帰戦としては上々のラウンド。ショットの調子もかなり良さそうだ。首位のノ・スンヨル(韓国)とは6打差あるが、まだ3日間残っている。松山がじわじわと差を縮め、最終日に優勝争いを演じていることを期待したい。

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