タイガー・ウッズが元カノと訴訟 9日にフロリダ州で“ヒアリング”、米メディアが注目
タイガー・ウッズ(米国)と“元カノ”のエリカ・ハーマンさんとの訴訟がエスカレートしている。
2017年からタイガーのガールフレンドとして同居し、公の場にも姿を見せていたエリカさんは昨年とタイガーは破局。同10月にエリカさんはタイガーが自宅を所有する“信託”とタイガー本人と2つの訴訟を起こしている。
タイガーの代理人がこの訴訟を退けるように同裁判所に書類を提出し、これを受け5月9日、フロリダ州マーティン郡の第19裁判所で、エリザベス・メトガー裁判官による“ヒアリング”が実施される。タイガーの代理人を務める弁護士、J.B.ムライ氏が出席するものと見られ、タイガー本人が同行するかは明らかにされていない。
これに先駆けエリカさんの代理人が5日、同裁判所に提出した書類の中には、タイガーがエリカさんとの破局を代理人を務める弁護士を通して通達したことが記されている。タイガーの信託には「11年間住むことを保証されたタイガーの自宅から昨年追い出された」などとして3000万ドル(約40億円)の損害賠償を求めた。
一方で、タイガー本人には「性的関係を持ち、“秘密保持契約”(NDA)に署名しなければ解雇すると言われ、署名を強要された」と主張。当時タイガーの経営するレストランで働いていたエリカさんに対して“セクシャルハラスメント”があったとし“秘密保持契約”(NDA)の無効を求めている。
タイガーの代理人、ムライ氏は「セクシャルハラスメントはまったくない」と否定している。(文・武川玲子=米国在住)
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