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女王争いは山下美夢有が一歩リード 2日連続で申ジエと直接対決「めっちゃ良かった」

昨日よりショットが安定した山下。このまま女王タイトルをつかみとるか(撮影:福田文平)

<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目◇24日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6497ヤード・パー72>
 
女王争いを繰り広げているポイントランキング1位の山下美夢有、同2位の申ジエ(韓国)は、2日連続で同組での“直接対決”に。初日はともに3アンダーで引き分けも、2日目はスコアを3つ伸ばしてトータル6アンダーとした山下が一歩リードする形となった。

2日目を振り返って、「昨日よりショットが安定していた。まずは1番のティショットでフェアウェイをキープできたので、いいリズムで回れて、そこから流れよくバーディを取ることができた。今日は良かったかなと思います」とこの日の1打目がキーポイントとなった。

また、「まずはしっかり思い切って振ることを心がけてやってました」と初日は噛み合っていなかったというショットが昨日の練習で軌道修正された。「きのうは思い切ってプレーできていなかったんですけど、きょうはフィニッシュまで決められて、いい感じになった。ショットが良くなったら、ショット以外のリズムも良くなった」。好循環に胸をなでおろす。

2日連続となったジエとの直接対決について、「それがめっちゃ良かったというか。2日間一緒に回れて、優勝争いしているような雰囲気。ジエさんはやっぱりホントにすごいと思いますし、この2日間で勉強にもなったので、残り2日、私自身も頑張っていきたいと思います」とライバルとがっぷり四つに組み合ったことがプラスに働いた。大先輩への敬意を忘れず、お互いを高め合いながら女王争いのフィナーレを迎えようとしている。
 
「残り2日なので、自分のベストを尽くせるように頑張ります」と山下らしい、普段と変わらないコメントからも落ち着いている様子がうかがえる。3日目は単独首位の森田遥と最終組でラウンド。このまま山下が逃げ切るのか、はたまたジエが猛追でまくるのか。女王レースからまだまだ目が離せない。

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