デザインチューニングの新世代オートマシャフト、『メビウス リキッド』デビュー
27日、オートマチックな特性で人気のアフターマーケット用シャフト『メビウス』シリーズを手がけてきた㈱デザインチューニングが、フルモデルチェンジとなる新作『メビウス リキッド』を発表した。
「メビウスのしなるのに叩ける、そして自在にコントロールできる挙動をさらに進化させた『メビウス リキッド』は、最新技術のフローポイントテクノロジーを搭載。メビウスの最大の特徴であるヘッドスピードを上げ、しなりで飛距離を伸ばす性能はそのままに、自分に合ったキックポイント=【スイング挙動】で打ち出すボールは最適な弾道とサイドスピンの軽減で飛距離をさらに伸ばします。
フローポイントテクノロジーは、メビウスの特徴のマルチフレックスを発展させ、キックポイント別の精密な剛性分布設計でゴルファーのスイングに最適化された【スイング挙動】を実現します。強化された先端部・しなやかな中間部・高剛性の手元部が一体となり各モデル毎に最適な剛性分布とキックポイントを緻密に設計、この技術で自動的に最適なしなりを生み出しヘッドスピードを加速、ヘッド性能を最大限に引き出します」(同社)
『メビウス リキッド』の1W用(税込66,000円)には、30g台の『DX Super LITE』、40g台の『DX LITE』、50g台の『DX』の計3モデルがあり、いずれもマルチフレックス=1フレックス。スイングタイプの『Lk』(先)/『Mk』(中)/『Hk』(元調子)から各々に最適なものが選べる。他のシャフトメーカーのように、静的剛性である「フレックス」でスペック分けしない独自路線を貫いている。
「従来の一般的な設計では『静的剛性』、いわゆるシャフト単体での重量や振動数、フレックス値・剛性分布などのシミュレーションを行い測定器の範囲内で数値化できる設定を元に設計を進めて行くのが一般的でしたが、私たちは膨大な試打と測定を繰り返す中で、シャフトの『しなり量』と『しなる部位』がシャフト性能に大きな影響を与えることに着目し、実際のスイング時に発生するシャフトの各部の変化量、すなわち『動的剛性』がシャフトの性能に重要だと定義しています」(同)
なお、歴代作の先進的なコスメも人気の一因となってきたが、今作も輝きのあるホワイトベースに、水のように流れる滑らかさを感じさせるブルーのあしらいが特徴的。デザインチューニングらしい洗練されたデザインで、高級感あふれる仕上がりとなっている。
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