
予選カットちらつくなか… 畑岡奈紗はギリギリ決勝へ「ビッグスコアを」
パットに苦しんだ畑岡奈紗は「75」。49位に後退した。(撮影:ALBA)
<ミズホ・アメリカズオープン 2日目◇2日◇リバティ・ナショナルGC(米ニュージャージー州)◇6656ヤード・パー7>
雷雲接近のため、1ホールを残して中断となった畑岡奈紗だったが、再開後に無事ホールアウト。2バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「75」と3つ落とし、トータル2オーバーはギリギリの予選突破だった。
10番からのスタートし、3つ落としてハーフターン。暗雲立ちこめる中でも1番でピンに絡めバーディを奪うと、3番でボギーとしたが4番ですぐさま取り返した。予選カットラインが1オーバー、2オーバーを行き来する状況で、8番のパー5を痛恨のボギーとしトータル2オーバーに後退。なんとか最終ホールはパーで締めくくって、辛くも決勝にコマを進めた。
「あれだけパターが外れると、このコースは厳しいですね」。この日のパット数は「33」と、スコアメイクに苦しんだ。「ティショットが2回バンカーのアゴに行ったけど、それ以外はそこまで悪くなかった」と、なかなかかみ合わなかった。
ホールアウトは暗くなりかけた午後8時過ぎ。表情には疲れもにじむが、「なんとか週末につながった」とすでに残り36ホールを見据えている。「ビッグスコアを出している人もいるし、自分にもできなくはない。頑張ります」と言い残し、暗闇のコースをあとにした。
今季トップ10は3回を数えるが、優勝争いには絡めていない。首位とは9打の大差がついているが、ムービングデーで挽回を期す。(文・高桑均)
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