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飛距離が出るドローボールの打ち方を徹底解説!プロが実践するポイントも紹介

3.プロが教えるドローボールの簡単レッスン

ここからはドローボールを持ち球にしている女子プロが実践しているテクニックを紹介していきます。コースですぐに試せて、効果が高いレッスンを厳選していますよ。

植竹希望の釣り竿を持つようなグリップ

国内女子ツアー1勝(2024年5月27日現在)を挙げているショットメーカーの植竹希望プロは、ドローボールを打つためにグリップの握りが大切になると話します。

ポイントは、中指・薬指・小指の3本をしっかり握ること。釣り竿を持つようにしてヘッドの重さを3本の指で感じられると、ヘッド軌道が安定してくれます。逆に、親指と人差し指に力が入ってしまうと前腕に力が入り、スムーズなフェース開閉ができなくなってしまうようです。

「植竹希望の釣り竿を持つようなグリップ」のレッスン詳細はコチラ(ALBA TV)からもチェックできます。

勝みなみのなで肩アドレス

国内女子ツアー8勝(アマチュア時の勝利含む・2024年5月27日現在)の実績を持ち、現在、米国女子ツアーに挑戦している勝みなみプロは、アドレスの前傾姿勢にドローボールを打つために大切と話します。

ポイントは背中を反らさず、丸めてなで肩で構えることです。背中を反るように肩甲骨を真ん中に寄せた構えだと、バックスイングで腕と胸が同調せず、振り遅れが起きやすくなります。一方で、背中を丸めて肩甲骨を離すようにすると、腕と胸が一体化するように動かせて、ボールのつかまりが良くなります。

「勝みなみのなで肩アドレス」のレッスン詳細はコチラからもチェックできます。

尾関彩美悠の“出前持ちトップ”

2022年のルーキーイヤーに初優勝を飾り、トップ選手の仲間入りを果たした尾関彩美悠プロ。ドローボールを持ち球にする尾関プロが実践しているポイントは、“出前持ち”をするようなトップを作ることです。

尾関プロは、トップでシャフトが飛球線と平行になることを大切にしています。もし飛球線よりもシャフトが右を向いたクロスの形になると右ワキが空いているため、クラブが遠回りをしてカット打ちになってしまうからです。

出前持ちのトップなら右ヒジが地面を向き、右ワキが締まった形を作ることができます。結果として、飛球線とシャフトが平行になる理想的なトップで、インからクラブを下ろしやすくなるわけです。

「尾関彩美悠の“出前持ちトップ”」のレッスン詳細はコチラからもチェックできます。

4.まとめ

ここまでドローボールの打ち方について解説してきました。過去には上級者だけが打てると考えられていたドローボールも、今ではスイングのポイントさえ抑えれば、やさしく習得できるものになっています。特に、最新クラブはボールのつかまりが良くなっていますので、ドローボールを打つのに有利です。ぜひ、理想的な飛距離の出るドローボールを身に付けて、よりゴルフを楽しみながら、スコアの壁を突破してください。

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