12日の夕方に女子プロゴルファーの三浦桃香がツイッターに「黄砂と聞いたので、こういう時の格好はこれでおけ？」と、マスクにサングラスをかけ完全装備した姿を投稿していた。
同日、気象庁で予報が出された黄砂の飛散対策のようだ。ゴルフ場では1日中外にいるので嫌でも体中が黄砂だらけになってしまうだろう。三浦は少しでも体内に入ることを防ぐためにマスクをし、ゴルファーにとって大切な目を守るためにサングラスをしたように思える。
黄砂とは、中国を中心とした東アジア内陸部の砂漠または乾燥地域の砂ぼこりが強風による砂嵐などによって上空に巻き上げられ、春を中心に東アジアなどの広範囲に飛散し、地上に降り注ぐ気象現象のこと。3月～5月に多く現れ、4月がピークだという。
気象庁によると、きょう13日は穏やかな気候でも関東や東海などでは空気が乾燥しており、湿度は各地で10パーセント台まで低下しているようだ。これまでの4月の平均湿度を見てみると大体60パーセントは超えているので、だいぶ乾燥していることになる。
東京で黄砂が観測されたのは2021年5月以来の2年ぶり。4月の観測は07年の16年ぶりだ。今回、日本で黄砂を観測している地域は札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇の11地点のうち、那覇を除く10地点と広範囲に渡っており、14日まで続くと予想されているようだ。
黄砂が体に与える影響では目や鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連があり目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみなどの症状がでる。気道や目、皮膚症状の悪化が見られたり、喘息など呼吸器疾患のある人は要注意とのこと。あとは脳梗塞や心筋梗塞の発症も考えられている。三浦が写真のように防備する理由が理解できる。
ファンからは「完璧です！」「おけです」「怪しい」「誰だか…わかんなーい」などコメントが寄せられており、なかには三浦の真似をしているのか「完璧！ 自分も」と三浦と同じように装備した自撮りを載せているファンもいた。
外で洗濯物を干してしまうと黄砂などが付着し汚れてしまうため、部屋干しが絶対的におすすめだ。体調への悪影響がある黄砂だからこそ、外出時は三浦のようにマスク、サングラス（メガネなど）、は必須アイテム。さて、あなたの黄砂対策は万全ですか？
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