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勝みなみがカリフォルニアで木下彩との黄金世代組 「なかなか日本でも回らないのに(笑)」

木下彩(左)とリラックスムードで回った勝みなみ(撮影:ALBA)

<全米女子オープン 3日目◇8日◇ペブルビーチGL(米カリフォルニア州)◇6509ヤード・パー72>

22人が出場し、11人が予選を突破した日本勢。決勝ラウンドは2人一組のペアで1番からスタートした。その第9組目は日本ペア、しかも1998年度生まれの“黄金世代”同士。勝みなみと木下彩がカリフォルニアの地で18ホールをともにした。

「年イチくらいかな。なかなか日本でも回らないのに、『ここで回るんだね』みたいな感じで言ってて、日本でも回れよって感じです(笑)」。メジャーの舞台で珍しい日本勢ペアリングが実現。「すごく楽しかった。いろいろ話もできました」と過去日本ツアーでは2度しかない同組を堪能した。

直近では2022年の「リゾートトラスト レディス」最終日にラウンド。その前は21年の「ゴルフ5レディス」でこちらも最終ラウンドに回った。1年に一回くらいという勝の記憶どおりだが、「年イチを使い果たしました(笑)」と、今年はこれで最後かも…。

同学年とのラウンドで話は弾んだが、自身のゴルフには大いに不満が残る。10番までに4バーディ・2ボギーでスコアを伸ばしていたが、11番の2打目で左に曲げたことがキッカケで、その後はショットが思うように打てず。6ホール連続でスコアを落とすことになった。なかでも14番パー5では左を嫌がって右のOBゾーンに打ち込み、トリプルボギー。後半だけで8オーバーの大失速に肩を落とす。

「いい感じで打っても風に流されたり、そこから気持ちが…」と厳しいコンディションのなかで立て直せず、悪い流れを食い止めることができなかった。「前半は本当にいい感じだったので、あしたは後半耐えたいなと思います」。最終日はバックナイン攻略へ、リベンジの戦いが待つ。(文・高桑均)

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