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予選落ちした7人の日本勢 中島啓太に訪れた“悪夢の3ホール”「耐えきれず悔しい…」

上がり3ホールで崩れた中島啓太。週末行きの切符を逃した。(撮影:福田文平)

<全英オープン 2日目◇21日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>

9人が出場した日本勢。しかしそのなかで決勝ラウンドをプレーするのはトータルイーブンパー・25位タイの松山英樹と、トータル2オーバー・39位タイまで順位を上げた星野陸也のみ。7人が唇を噛む結果に終わってしまった。

現在、国内ツアーの賞金ランク1位を快走する中島啓太も、そのひとりになってしまった。初日は午後組の難しいコンディションのなか、15番のイーグル、さらに新設された17番パー3のバーディで魅せるなど1オーバーで耐えた。しかし2日目の特に終盤、苦しんだ。1つ落としながらも、まだ予選通過圏内だった16番でスコアを落とすと、17番でもボギー、そして18番ではダブルボギー。わずか3ホールで週末行きのチケットを手放した。

「耐えきれなかったので悔しい。技術(が足りないの)だと思う。きょうだけではなくて、きのうもミスしていた場所がある。全体的にもっと上手くなりたい」。大事な場面で崩れた原因を、こう振り返る。「予選ギリギリで追い込まれた中でも、しっかりいいショットを打てるような技術と精神力を持ちたい。今はあまり振り返れないけど…。予選を通ることができなくて本当に悔しい」。終盤の失速に加え、日本ツアーで今季1勝、5週連続最終日最終組を経験するなど好調を維持して臨んだだけに、ショックは大きい。

また予選会を兼ねた国内ツアー「~全英への道〜ミズノオープン」で、その中島をプレーオフで退け初優勝し出場を叶えた平田憲聖は、初の全英でトータル14オーバー・148位タイと惨敗した。リズムが崩れたのが、ティショットをロストしダブルボギーを叩いた7番。「6番までガマンできていたけど、リズムも、流れも全て悪くなった。(8番でも)ダボが続いて、気持ちを切り替えられなかった」。ホロ苦デビューを振り返る。

それでもまだ22歳の若武者にとって、この経験は今後への大きな糧になる。「日本ではミスにならないものもミスになったり、レベルやコースも違う。自分に対する厳しさを変えないといけない。全てがいい経験になった。これを次に生かすことができれば収穫になる」。ロイヤルリバプールでまいた種に、ここから大きな花を咲かせていく。

このほか、最終18番のボギーによって1打及ばず予選落ちした安森一貴も、初めて踏んだ舞台について「やっぱりメジャーって、こんなに厳しい、苦しいんだな」と実感。昨季日本ツアー賞金王の比嘉一貴も「間違いなく収穫の多い一年」と、この結果を受け入れ、次につなげる。

こちらも初メジャーだった蝉川泰果は、打開策が見つからないままトータル10オーバーに沈んだ。肩を落とし、無言で会場を後にすることになってしまった。金谷拓実も最終18番のトリプルボギーなどトータル11オーバー、岩田寛もトータル14オーバーで終戦。それぞれが悔しい思いを胸に、次の戦いへと向かうことになる。

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