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グレイソン・マレー、ミズノと正式契約の初戦にいきなり優勝!使用クラブは?

米国ミズノと正式契約した初戦の「ソニー・オープン」で6年ぶりに勝利したグレイソン・マレー(GettyImages)

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 最終日◇14日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
 
PGAツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」はキーガン・ブラッドリー、グレイソン・マレー、アン・ビョンハンの3人が17アンダーで並ぶプレーオフ。1ホール目の18番パー5でマレーがロングパットをねじ込むバーディ奪取で2017年の「バーバゾル選手権」以来となるツアー2勝目を挙げた。また、米国ミズノがマレーとの正式契約を明かしている。
 
「グレイソン・マレーはハワイのソニー・オープンで優勝し、正式なミズノの選手としての加入を華麗に発表しました。最終日を-17で終えたマレー(30歳)は、3人のプレーオフでPGAツアー2勝目を挙げた。マレーは2023年のコーンフェリーツアーでミズノのギア(未契約)を使用して勝利し、PGAツアーステータスへの復帰に向けて努力していました。この勝利でマレーはキャリアで初めて世界トップ50入りを果たしました」(米国ミズノ広報)
 
大会のスタッツでも、ティからのショットゲインド(ST-X 230ドライバーの10.5°を使用)で1位、ティからグリーンまでのストロークゲインド(T24ウェッジの52-56-60°を使用)でも1位になっており、4Iは中空の『Mizuno Pro 225』、5I~PWをマッスルバックの『Mizuno Pro 221』を使用した。

今大会がマレーにとって「正式なミズノ契約選手」としての初戦だったが、昨年から未契約で同社ギアを使用して既に慣れていたのか。マレーや他のツアープレーヤーとの契約意図について、米国ミズノのクリス・ボシャル氏はこう明かす。
 
「ミズノのツアー活動の焦点は、才能のある選手たちが最も困難なエリートレベルに復帰するためのステップをサポートすることです。2023年には、ベン・グリフィンとマルコ・ペンジがその動きを見せてくれました。そして、2024年になってすぐ、グレイソンがトップ50に返り咲くのを見るのは本当に特別なことです。
 
小売店とツアーに同じヘッドを供給するため、ミズノのギアは【ツアー対応】だと言っています。だから、エリートツアー以外の選手でも、ルーク・ドナルドや我々の工房に供給するモノと同品質のミズノのセットを使用できます。それは明らかに選手には良いことで、ミズノが常に未来の才能ある選手とつながりを保つことに繋がります」(ボシャル氏)
 
なお、マレーの最後のロングパットを沈めたパターは、昨年ルーカス・グローバーやカミロ・ビジェガスらの復活勝利を支えた「L.A.B Golf」のブレード型『LINK.1』を使用。フェアウェイ2本はキャロウェイ製で、ウッドシャフトはUSTマミヤ『LIN-Q M40X White』で揃えており、ボールはタイトリスト契約で『プロV1』を使用した。

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