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松山英樹は持ち味のショット力生かせず…今季初の予選落ちが濃厚に

松山英樹は今季初の予選落ちが濃厚に…(撮影:Getty Images)

<ジェネシス招待 2日目◇17日◇リビエラCC(米カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>

今季9戦目にして、松山英樹が初めての危機を迎えている。3バーディ・5ボギーの「73」と2つスコアを落とし、トータル2オーバーは暫定71位タイ。カットラインに1打及ばない状況で、日没順延となった第2ラウンドを終えた。

出だし10番の短いパー4では、ティショットをグリーンサイドのバンカーまで運ぶと2.5メートルに寄せてバーディ発進。しかし12番でティショットが右サイドの木に当たってレイアップ、寄せられずにボギーとすると15番でもスコアを落とした。

折り返して1番、ツアーでも距離が短いパー5では左ラフから2打目をグリーン手前まで運んでバーディ。流れに乗っていきたかったが、4番で3.5メートルが決まらず、5番では22メートルから3パットで連続ボギー。予選通過圏外まで一気に落としてしまった。

バーディが必要だった最終9番パー4では6メートルのチャンスにつけたが、このパットはカップに届かず。厳しい表情が緩むことはなかった。

パッティングの貢献度は初日「-3.344」に比べて「0.093」とプラスに転じた。だがその一方で、ショットの貢献度が「3.360」から「-0.919」に後退。フェアウェイキープ率、パーオン率もともに50%と低めの数字で、ショットに苦しめられた一日となった。

アテスト後は練習せずに帰路についた松山。次戦の「ザ・ホンダ・クラシック」はスキップし、3月2日開幕の「アーノルド・パーマー招待」に出場する予定となっている。

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