• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 世界の名手、リディア・コが教えてくれた「ショートパットは左手でネジ込みます」

世界の名手、リディア・コが教えてくれた「ショートパットは左手でネジ込みます」

方向性が重要なショートパットは、フェース面を管理して左手リードでストローク。リディア・コはクロスハンドで握るが、順手でも左手リードは同じ

ショートパットを確実に入れるために一番大切なのは、フェース面の管理。方向性は左手、距離感は右手が大事だと私は考えています。利き手ではない左手を使って振ると、スクエアに当てられます。

クロスハンドでも順手でも理論は同じ。私の場合、クロスハンドで握って左腕でグリップを固定することで、左手リードで振りやすくしています。

真っすぐ打てない人は、右手でコネるのが原因になる事が多いです。フォワードプレスを入れると、腕の三角形をキープしやすくなり、右手の悪い癖が出ません。私の場合、4ヤード(3.6メートル)以上の距離を打つ時は順手にグリップを変え、距離感を出しています。ですが、順手でも左手リードの意識は変えずに打つようにしていますね。

リディア・コ
1997年生まれ、韓国出身。ニュージーランド国籍、アマ時代に米国で史上最年少優勝。2022年に3度目の年間女王に輝く。飛距離はなくとも、ショートゲーム、特に正確無比なパットを武器に通算19勝を飾る

関連記事