メジャー獲ったエース1Wを信頼 神谷そらが愛知で目指す“飛ばしのプロNo.1”
<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前情報◇14日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6534ヤード・パー72>
先週の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」でメジャー初優勝を果たした神谷そらが、今週もその“豪打”で話題になりそうだ。
2週前の「ゴルフ5レディス」から耳鳴りがあり、先週も期間中に熱中症のような症状を訴えるなど満身創痍が続く。プロアマに出場した開幕前日も「耳鳴りはないですけど、きょうも歩きながらフラッとなった」と不安は抱えており、練習ラウンドなしの調整となった。それでもコースは知っているため、影響なしを強調する。
2度目の挑戦で昨年のプロテストに合格。ルーキーイヤーだが今年4月の「フジサンケイレディス」で初優勝を挙げると、今度は公式戦タイトルを手にした。しかし「初優勝の時の方が、生活リズムが変わり、プロアマも増えて実感はあったんですけど、今回はあまり変化がないので」というのが本音だ。
今大会は期間中に行われるドラコン大会が名物。今季ドライビングディスタンスは259.69ヤードでツアー1位を誇る飛ばし屋として、出身地の岐阜県にほど近い愛知県のファンに、メジャー女王として“あいさつ”するつもり。「出る方向ですが、(穴井)詩さんに勝てる自信はないですね」。地元の飛ばし屋の牙城を崩すことはできるか?
ドライバーは、「今使っているものの方が飛ぶと思います。振りやすいので」と、契約するヤマハの新作『RMX VD/M』を使用する予定。選手権では300ヤードをかっ飛ばしてギャラリーを騒然とさせるホールもあった信頼のエースとともに、飛ばしでも“女子プロNo.1”を目指していく。
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports