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【2023年ゴルフルール改正】自立式パターの使用方法が2025年から制限される

1.自立式パターをボールの後ろに立ててラインを読めなくなる

2023年の改正により、「規則10.2b/1 アラインメントを援助するための自立式パターの使用は認められない」が明記された。

これにより、プレーヤーとキャディは、ボールの直後や近くに自立式パターを置いてラインを読むことはできなくなり、違反した場合、2打の罰が課される。

ただし、ラインを読むために自立させることは認められないものの、パター自体が用具規則に準拠した適合クラブであればストロークを行うことは可能である。

施行は2025年から1月1日から

2023年の改正から「自立式パターの使用は認められない」とルールに明記されたものの、施行は2025年1月1日からだ。それまでの期間は、目標を定めたり、スタンスをとったりするために自立式パターを立てて使用できる。

2.そもそも自立式パターとは?

自立式パターとは、アドレスしたときの形で自立するパターのこと。シャフトが軽く、ヘッドが重くなっているため、ひとりでに立つのだ。ただし、通常のパターよりもヘッドの重さを感じやすく、フィーリングが合うかは人によって異なる。

競技では2打の罰が課されてしまうが、練習で自分のアドレスやフェースの向きを知り、調整するのには役立つだろう。

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