「久しぶりに気持ち良く」ベタピン連続で急浮上 勝みなみが3戦ぶり予選突破
<ショップライトLPGAクラシック 2日目◇10日◇シービューGC ベイC(米ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>
スタートホールの10番パー4。2打目を60センチにつけてバーディ発進を決めると、勝みなみはその後もバーディを量産した。6バーディ・2ボギーの「67」で回り、予選通過圏外からトータル2アンダー・36位タイまで順位を上げて、決勝ラウンドに進む。
2ホール目の11番でボギーを叩いたが、12番、13番で連続バーディ。いずれも1メートル前後と気持ち良くスコアを戻していった。18番パー5でも3打目を1メートルに寄せてこの日4つめ。折り返し後の3番パー5では「こすってしまったと思った」当たりがピン手前に落ちて根元にピタリ。“お先”バーディとした。
「1メートルとかないくらいのバーディ、お先にバーディもあった。そういうバーディはここ最近なかったので、久しぶりに気持ち良くラウンドできたかなと思います」
4番でボギーを喫するも8番では2メートルを沈めた。『あと一筋』違っていたパッティングも、この2メートルが決まったことで、気分はいい。前日は居残りでパット練習を行い、きっかけをつかみかけた。「試合のなかでどんどんそれを固めていって、自信をつけていければ」と笑顔を見せる。
4月以降の一日のベストスコアは2アンダー。「久しぶりに2つ以上のアンダー」と、米ツアー2番目のスコアを記録した。ここ2戦は予選落ちで、決勝ラウンド進出は4月末以来。「楽しんでラウンドしたいなと思います」と前向きな勝が戻ってきた。
3月末の「DIOインプラントLAオープン」最終日は「63」をマークし大まくりの7位タイフィニッシュ。ビッグスコアが売りの勝が、そろそろ上位に顔を出しそうだ。(文・高桑均)
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