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短期決戦は「悩んだら前にいく」 QTランキング9位の仲宗根澄香が3位発進

3アンダーの好スタートを切った仲宗根澄香(撮影:佐々木啓)

<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目◇8日◇花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(兵庫県)◇6435ヤード・パー72>

2022年は34試合に出場しながら、半分近くの16試合で予選落ち。ポイントランキング80位、賞金ランキング85位に終わった仲宗根澄香が、3アンダー「69」で3位タイの好発進を飾った。

「ショットはついていたのにグリーン上が…。もう少しスコアを伸ばせたはず」という反省や、風が弱かったラッキーもあったが、前半は2バーディ・ノーボギーと堅実なプレー。

後半に入ると風が強まりピンチも訪れたが、12番で5メートルのパーパット、14番で微妙な2メートルのボギーパットを沈めるなど、今度はパッティングに救われた。

悪天候のため初日が中止となり、2日間競技となった今大会。仕切り直しとなった精神面、短期決戦の戦略面で難しい戦いを各選手はしいられるが、「昨日はマスターズを見て、昼過ぎにはジムに行って体を動かして今日に備えていました」と準備はうまくいったという。

「2日間競技なので無謀をしない半面、悩んだら前にいこうと。引きすぎない気持ちを心がけました」

挽回するチャンスが少ないぶん、慎重なプレーだけでは結果的に下位へ置いていかれる危険性も高い。メリハリをつけたプレーが仲宗根の好発進を生んだ。

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