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菊地絵理香も「上げやすい」とハマった ツアーで勝ちまくりのパターを“真似”して今季初優勝【勝者のギア】

菊地絵理香の14本(GettyImages、ALBA)

<ニトリレディス 最終日◇27日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6695ヤード・パー72>

一度はスタートした最終ラウンドが、悪天候により中止となった小樽決戦。首位に並んだ菊地絵理香、岩井明愛、申ジエ(韓国)がプレーオフ(17番パー3)を行い、1ホール目をパーとした菊地が今季ツアー初優勝(通算6勝目)。これまで4戦全敗だったプレーオフで勝利し、地元・北海道で2つめのタイトル掴んだ。

昨年7月末の前回優勝時との違いはふたつ。ひとつ目はユーティリティのシャフトで、フジクラの『スピーダー エボリューション2』から『スピーダーNX グリーン』に差し替えた。ツアー担当者は「NXシリーズの中でもグリーンは特に強い球が出やすいシャフトで、今年のオフに選んでいただきました。これから新作の『スピーダーNX ブラック』もテストしていただく予定になっています」と話した。

ふたつ目はパター。昨年は昨年はオデッセイ『2ボール イレブンCH』で勝利したが、今年5月「リゾートトラストレディス」からオデッセイの『ホワイト・ホットOG 2ボール ブレード』にスイッチ。今季は山下美夢有がすでに3勝(今季4勝のうち1勝は別のパター)、穴井詩が2勝を挙げており、国内女子ツアーでは5勝を誇っている。

菊地が使用するきっかけとなったのは、「真似です(笑)」と笑う。ふたりのパッティング技術に舌を巻きながらも、「使ったら結構ハマりました。上げやすいです。ちょっとピン型っぽいタイプも半分入っていて、もともとピン型の形がすごい好き。それと2ボールが混ざている感じで、わたしにはハマりました」。平均パット数は全体3位の『28.67』として、パターは今季“6勝目”を飾った。

【菊地絵理香の優勝ギア】
1W:タイトリストTSi4(10度/スピーダーNX グリーン 50SR、44.5インチ)
3,5W:プロギアRS5(15,18度/スピーダー569 エボ6 S)
4,5,6U:タイトリスト 816H1(21,25,27度/スピーダーNX グリーン 50S)
7I~PW:タイトリスト T300(N.S.PRO Zelos7 S)
46,51,57度:タイトリスト ボーケイデザイン SM9(N.S.PRO Zelos8 S)
PT:オデッセイ ホワイト・ホットOG 2ボール BLADE(STROKE LAB RED)
BALL:タイトリスト PRO V1x

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