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史上3人目の“レフティ王者”誕生で幕を閉じた今年の全英 記録で振り返る

レフティのブライアン・ハーマンがメジャー初優勝を果たした(撮影:福田文平)

<全英オープン 最終日◇23日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>
 
今季最後のメジャー「全英オープン」はレフティの36歳、ブライアン・ハーマン(米国)が2位と6打差をつけ、メジャー初タイトルを手にした。今大会のレフティの優勝は1963年のボブ・チャールズ(ニュージーランド)、2013年のフィル・ミケルソン(米国)に続いて3人目。過去25年のメジャーで6打差以上をつけて優勝したのは9人目となった。

2017年の「ウェルズ・ファーゴ選手権」以来、約6年ぶりのPGAツアー3勝目を挙げたハーマンは、「自分ならこういうことが成し遂げられるという自信をずっと持っていた。それでもすごく時間がかかったから、もしかしたらもう優勝はできないかもしれないと考えたりして、心が折れないようにするのは大変だった」と振り返った。
 
そして、6位タイに入ったローリー・マキロイ(北アイルランド)は、2014年の「全米プロ選手権」の優勝以降、メジャーでトップ 10 入りを 20 回記録しており、これは最多の記録となっている。

【以下主な記録】
・ハーマンは、メジャーにキャリアで30回目の挑戦で、全英を制覇(これまでの最高成績は、2017年「全米オープン」の2位タイ)
・全英ではキャリア8回目の挑戦での栄冠だった(これまでの最高成績は、2022年の6位タイ)
・全英のレフティの優勝は1963年のボブ・チャールズ(ニュージーランド)、2013年のフィル・ミケルソン(米国)に続いて3人目。
・過去25年のメジャーで6打差以上をつけて優勝したのは、9度目
・過去2年のメジャーでは、6人がメジャー初優勝を果たした。<2022年「マスターズ」スコッティ・シェフラー(米国)、同年「全米オープン」マシュー・フィッツパトリック(イングランド)、同年「全英オープン」キャメロン・スミス(オーストラリア)、2023年「全米オープン」ウィンダム・クラーク(米国)>
・6位タイに入ったローリー・マキロイ(北アイルランド)は、2014年「全米プロ選手権」の優勝以来、メジャーでトップ 10 入りを 20 回記録しており、これは最多記録。

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