注目の新ブランド『LIN-Q』は“飛距離特化”のアスリートシャフトだった!?
『LIN-Q』のスピードはFWとの相性も抜群!
今回の試打ではドライバーだけでなく、FWでのテストも行った。ドライバーより重量を上げ、『LIN-Q』の“7X”を装着したロフト15度の3Wを石井プロに打ってもらった。
「『LIN-Q』の鋭いしなり戻りは、FWとの相性も抜群にいいですね。地べたにあるボールを打つFWでは安定した挙動で叩けることだけでなく、ヘッドの走り、スピード感があった方が、入射角が安定しやすくなります。ヘッドスピードの速いゴルファーだけでなく、FWに苦手意識を持つゴルファーにもすごくおすすめなんです。シャフト挙動が安定して叩ける上に、ボールも拾いやすいから米国男子ツアーでFWに採用する選手が多いのではないでしょうか」(石井プロ)
「振り心地と弾道が“リンクする”性能は、FWでもしっかり体感できました。ヘッドが自分の動いてほしいところにありますし、フェース向きも感じやすいから思うように弾道をコントロールできます。フックをかけて飛ばそうと思えば、強いボールでランが出ますし、フェードで止まる球を打つこともできました。シャフトの挙動が安定しながら、ボールを拾ってくれる安心感もあることで、FWがすごくやさしくなりますね。これはコースで心強い武器になりますよ」(石井プロ)
真剣にゴルフに取り組む人にとってはこの上ない武器になる
思い切り叩ける剛性の強さ、強烈なしなり戻りによるスピード感、意図した通りに弾道を操れるコントロール性能など、さまざまな特性を備えていることが分かった『LIN-Q』。では、どんなゴルファーに合うのだろうか?
「真剣にゴルフに取り組んでいる人にぜひ使ってほしいですね。例えば、競技に出た際に信頼できないクラブを使っていると、緊張からヘッドの動きが感じにくくなることが多いです。そういった緊張する場面でも変なエラーを出すことなく、自分が思ったところにクラブが戻ってくれる『LIN-Q』のようなシャフトは大きな助けになるはずです。スコアにこだわるなら使わない手はないですね」(石井プロ)
加えて、石井プロはパワーの有無に関係なく、『LIN-Q』の性能は体感できると話す。
「アメリカで生まれ育ったブランドと聞くと、カチカチでパワーがないと打てないという先入観を持つ人がいるかもしれません。しかし、今回の『LIN-Q』は全く違っていて、思い切り叩ける剛性の強さだけでなく、シャフトが強烈にしなり戻るスピード感も備わっています。方向安定性の高さがありつつ、飛距離性能にも特化した今までになかったタイプのシャフトだと言えますね。スペック的にも50グラム台のRまで用意されていますから、この思い通りに弾道をコントロールできる性能がハマる人は、意外に多いと思いますよ」(石井プロ)
ロングショットの不安を解消したいゴルファーにとって、全く新しいタイプの性能を持った『LIN-Q』は大きな選択肢の一つになりそうだ。
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