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LIV勢18名出場のマスターズ 迎え撃つPGAツアー筆頭はマキロイ「闘志に100倍火がつく」【丸山茂樹の展望】

マキロイはPGAツアー代表として戦うはずだ(撮影:GettyImages)

ゴルフの春の祭典、「マスターズ」がいよいよ現地時間4月6日に開幕を迎える。「10年近く言っていると思うんですけど、ワールドランキング上位の人しかほぼ優勝していない。僕はマキロイに注目しています」と優勝予想を立てる丸山茂樹。また、今大会ではLIVゴルフに移籍した選手が18名出場しており、「相当強いメンツ」とも話す。

丸山が一番推すローリー・マキロイ(北アイルランド)は15回目のマスターズ出場。過去9年で7度のトップ10入り。キャリアグランドスラム達成には、残すはマスターズだけとなっている。昨年大会では72ホール目でグリーンサイドのバンカーからチップイン・バーディを決めて、最終日にベストスコアの「64」をマーク。優勝したスコッティ・シェフラー(米国)とは3打差の2位に入った。これがマキロイにとってマスターズでのベストフィニッシュとなる。

もっとも優勝に近づいたのは2011年だろう。初メジャー制覇をかけて2位に4打差の単独首位で最終日をスタートしたが、折り返した10番ホールでトリプルボギーを打つなど「80」を叩いて優勝争いから脱落した。その後、「全米オープン」、「全米プロ」、「全英オープン」のタイトルを獲得。しかし、14年に2つ目の「全米プロ」を勝ったのを最後に、メジャー勝利からは遠ざかっている。

「今年はLIVの人間が来る。それに対してマキロイの闘志に100倍火がつく。それをちょっと見たい。あいつらには絶対譲らないぞと、意地を張って頑張るんじゃないかな」と丸山はみる。マキロイはLIVゴルフのCEOを務めるグレッグ・ノーマン(オーストラリア)をはじめ、LIVに移籍した選手たちに対しても、中心となって批判を続けてきた。そんなLIV勢にマスターズのタイトルを獲られるわけにはいかないのだ。

しかし、LIVの選手たちの顔ぶれは豪華だ。マスターズ歴代チャンピオンのフィル・ミケルソン、パトリック・リード、ダスティン・ジョンソン、バッバ・ワトソン(いずれも米国)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、チャール・シュワーツェル(南アフリカ)の6人に加えて、昨年の全英覇者のキャメロン・スミス(オーストラリア)や、ブルックス・ケプカ(米国)、ブライソン・デシャンボー(米国)、ルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)といったメジャー優勝経験者もいる。

「WBCの侍ジャパンくらいのメンツはいるよね(笑)。ただ若干ぬるま湯に足を入れているから、コースセッティングとかもそんなに厳しそうに見えないし、LIVには予選落ちがないから危機感もない。だけど、『予選落ちしたら叩かれるな』とか『ほれ見ろと言われるかな』というようなプレッシャーはあると思う。メンタルの勝負は見ものですよね」

出場する88名の選手のなかでLIV勢は18名。今年のマスターズはPGA vs LIVの構図も含んでいる。「LIVがそこまでいたら、一組に1人くらいは入る可能性がある。険悪なムードになるんじゃないかなと思うけどね。一番の楽しみはそこ(笑)。PGAではジャスティン・トーマスやジョーダン・スピースも歯を食いしばるんじゃないかな。そこに英樹の姿がいてくれることを祈る」。
 
現地火曜日の夜には、タイガー・ウッズ(米国)や松山、ミケルソンといった歴代優勝者が出席するチャンピオンズディナーが行われたマスターズ。いったいどんな雰囲気になったのだろうか。

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