米ツアーのドライバー巧者 キース・ミッチェルがレッスン会でジュニアたちを熱心に指導
日本で開催される唯一の米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」に出場するため来日したキース・ミッチェル(米国)が千葉県の成田ゴルフ倶楽部にて、16日(月)にジュニアレッスン会を行った。
このレッスン会には、契約するミズノのゴルフアカデミーの生徒を含め、中学生から大学生までの17人が参加。ミッチェルは今シーズンと昨シーズン、トータルドライビング2位のスタッツを誇るドライバー巧者。デモンストレーションでは高いフェードボールや、低いドローボールなどを自在に打ち分けるなど、ジュニアたちはスマホ片手に撮影したり、仲間たちと話ながら真剣な眼差しを送っていた。
デモンストレーションの後は、参加した17人全員にミッチェルがワンポイントレッスンを実施。フェードの打ち方を教えてほしいといったジュニアには「まずは、まっすぐ飛ばす練習が基本。狙うところに木などの障害物がある場合に曲げる技を使うとよい」、スイング軌道を修正したいと話したジュニアにはフォロースルーで「左のポケットの方に振り抜くイメージを持つとよい」とアドバイス。
フェードが持ち球のジュニアのどうしても右に曲がることが多いという悩みには、スイングを何度か見た後に
アドレスを指導しただけで改善したりと、個性を生かしつつ、熱心に丁寧なレッスンで悩みに答えていった。
教えてもらったジュニアたちからは、「PGAツアーで戦っているプロに教えてもらえる貴重な時間でした」 「直接指導してもらえて感動しました」など、感謝の言葉がミッチェルへ送られた。
「ジュニアレッスンは今までにたくさん経験してきたけれど、今までで一番才能に溢れた素晴らしいジュニアたちでした。ショットのレベルも高く、指導してすぐに実践できる技術レベルも素晴らしかった。私が引退する前に、今回参加した全員がプロになり、一緒にプレーできることを楽しみにしています」(ミッチェル)
ジュニアたちへ熱いエールを送ったミッチェル。ZOZOに出場するのは2020年に続き今回で2度目。初出場では27位タイという結果だったが、このジュニアたちとの交流を力にかえ前回以上の結果を狙いにいく。
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