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3パットしない男、谷原秀人が今季2勝目! 活躍したクラブは「う~ん…全部かな」【勝者のギア】

ウッド系でシャフトの変更はあるものの、基本的なクラブ構成は6月の優勝時とかわらない(撮影:ALBA)

<ANAオープン 最終日◇17日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7066ヤード・パー72>
 
国内男子ツアー「ANAオープン」の最終日、首位と3打差で出た44歳の谷原秀人が5バーディ・ボギーなしの「67」をマーク。トータル18アンダーで逆転し、今季2勝目、ツアー通算19勝目を挙げた。

4日間の平均飛距離は「272.5ヤード」で44位と、若手には遠く及ばないものの、平均パットは「1.5849」で1位。そのパットに関しても、ショートパットの練習はまったくやらず、5~10メートルを打って距離感を確認する練習のみで、徹底的に「3パットしない」を追求するスタイル。実際、大会4日間で3パットは一度もなかった。
 
勝因となったクラブについて聞くと、「ギアに関してはシーズン中もずっといろいろテストして、ちょいちょい替えています。今週活躍してくれた番手は、う~ん……全部かな」と特定の1本を挙げなかった。
 
6月末の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」優勝時には「クラブの変更は特にないけど、まだ調整が必要かな。シャフトなどで悩んでいる」と話した谷原。その言葉通り、ドライバーのシャフトは『ベンタス TR レッド』から『Tour AD CQ』に、フェアウェイウッドのシャフトは『TENSEI 1Kシリーズ』から『ベンタス TR レッド』に一新されている。
 
【谷原秀人の優勝クラブセッティング】
1W:プロギア RS F(9.5度/Tour AD CQ-6X、45㌅)
3W:プロギア RS(15度/ベンタス TR レッド 7X)
5W:プロギア RS(18度/ベンタス TR レッド 8X)
4I:ヨネックス EZONE CB 702 Forged(AMT TOUR WHITE S400)
5I:プロギア PRGR 02(DG EX TOUR ISSUE S200)
6I~PW:プロギア PRGR 00(DG EX TOUR ISSUE S200)
48度:ミズノT22 Sグラインド(DG EX TOUR ISSUE S200)
53度:タイトリスト ボーケイSM9(DG EX TOUR ISSUE S200)
59度:タイトリスト ボーケイウェッジワークス(DG EX TOUR ISSUE S200)
PT:スコッティ・キャメロン GOLO プロトタイプ(LA GOLF P-SERIES SOHO)
BALL:タイトリスト PRO V1x

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