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節目の50回を迎える「ダンロップフェニックストーナメント」 前年覇者・比嘉一貴の歓迎セレモニーが宮崎で開催

今大会の思いを語る比嘉一貴

<ダンロップフェニックス 事前情報◇13日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)>

第50回という節目を迎える「ダンロップフェニックストーナメント」。宮崎県のフェニックスカントリークラブで行われる本大会は、11月16日の開幕に先立ち、前回大会覇者であり、昨季賞金王の比嘉一貴が現地入り。それに合わせて、歓迎セレモニーが宮崎ブーゲンビリア空港のオアシス広場にて行われた。

1年ぶりに宮崎の地に帰ってきた昨年覇者の比嘉は、「毎年楽しみにしている大会ですが、昨年は賞金王争いという部分で差が縮まっていたのでいつもより余裕がないというか、試合中も緊張感がずっとあってちょっと苦い思い出があります」と、賞金争いが佳境だったこともあり、いつも以上にプレッシャーを感じていたという。

ただ、「歴代優勝者にタイガー・ウッズ選手であったり、数多くのメジャーチャンピオン、大学の先輩である松山英樹さんがいて、その中の歴代優勝者の中に自分の名前を入れられたのは、ジュニア時代から九州でプレーしていた自分にとっては夢でしたし、プロになって目標としていたものを叶えることが出来ました。本当に大きな夢の一つが叶ったと言っていいぐらい、すごくうれしかったです」と重圧を跳ね除け、手にした優勝の喜びはひとしおだった。

今年は50回目と節目の大会。21年のマスターズチャンピオンである松山を始め、メジャー5勝のブルックス・ケプカ(米国)、今年の「全米オープン」覇者のウィンダム・クラーク(米国)、とメジャーチャンピオンも参戦。ディフェンディチャンピオンと賞金王の2つの肩書を背負って戦う比嘉は、「毎年すごい招待選手が来てくれるんですが、今年は特にメジャーチャンピオンが集まるということで日本だけではなくて色々なところから注目される大会になると思います。松山さんもいますし、そういった中で後れを取らないようにしていきたいと思います」と大物揃いの今大会で、欧州ツアーで磨いてきたプレーを発揮して応戦したいところ。

「いつも宮崎の方々からの応援はすごく熱いものがあるので、今年もその熱い応援を受けて2連覇、そして次につながるようなプレーが出来るように頑張ります」と優勝はもちろん、11月下旬から始まる欧州ツアー序盤戦での活躍も見据えている。

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