6人目の“グランドスラム”達成狙うマキロイ 初日は暫定17位発進「難しいね」
<マスターズ 初日◇11日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>
今季海外メジャー初戦「マスターズ」の第1ラウンドは悪天候により約2時間遅れのスタートとなった。日没順延で、現地時間午後7時51分に翌日への競技持ち越しが決まった。午後1時12分にティオフしたローリー・マキロイ(北アイルランド)は18ホールを回り切った。
雨は止んだものの、強風が選手たちを苦しめた。そんな中でマキロイは4バーディ・3ボギーの「71」をマーク。1アンダー・暫定17位タイにつけた。
「難しいね。よく(スコアを)まとめられたと思う」と悪条件のなかで耐えるゴルフができたが、風の動きが定まらず変化の多い状況に「風向きを正確に把握するのは難しい」と振り返った。
今年で16回目の出場となるマキロイは、“キャリアグランドスラム”の達成を狙っている。暫定首位に立っているブライソン・デシャンボー(米国)とは6打差。「きょうよりもいいスコアが出せると思いたい」。あすの第2ラウンドで、できるだけ差を縮めたいところだ。
グランドスラム達成者はジーン・サラゼン、ベン・ホーガン(ともに米国)、ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)、ジャック・ニクラウス、そしてタイガー・ウッズ(ともに米国)の5人。6人目として名を刻むため、残りの54ホールに挑んでいく。
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