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カットにドン!では上達しない!? バンカーは砂の飛び方で「何で出ないか」がわかる

砂が目標方向へバラバラに散らばるように飛んでいれば、クラブの軌道やヘッドの入り方は問題ないといっていい。脱出に苦労することなく、寄せることに集中できる

バンカーが上手い人に共通するのが、砂がバラバラになって散らばるように目標方向に飛ばせること。トーナメント中継で、トッププロがボールと一緒に砂をバンカーの外に飛ばしているのは、見慣れた光景だと思います。

一方で、「バンカーが苦手」という人は、砂を綺麗に飛ばせていません。そして、その砂の飛び方から、あなたにベストなレッスンが見つかります。砂が少ししか飛ばないなら、重心を下げて構えることを意識。近くにドバッとしか飛ばせないなら、5:5の体重配分にしてハンドレイトに。そして、背中側に砂が飛ぶなら、フォローを途中で止めるようにスイングしたいんです。

コースに出ればボールの行方にばかり意識がいってしまいますが、砂を綺麗に飛ばせれば、ボールをコントロールできますよ。ぜひチェックしてみてください。

松本哲也
まつもと・てつや/2015ティーチングプロアワード最優秀賞受賞。所属するガーデン藤ヶ谷ゴルフレンジでレッスンする傍ら、分かりやすさをモットーにしたYouTubeチャンネル「ゴルフのトリセツ」も好評

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