欧州男子で『Qi10』が3連勝、トービヨン・オルセンは、テーラーメイドの何を使ってる？【WITB】

＜ラアス・アル・ハイマ選手権　最終日◇28日◇アル・ハムラGC（アラブ首長国連邦）◇7410ヤード・パー72＞
 
DPワールド（欧州）ツアーのデビュー戦となった中島啓太は8バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「67」をマーク。トータル17アンダー・4位タイと健闘した。そして、優勝はトータル27アンダーまで伸ばしたトービヨン・オルセン（デンマーク）でツアー通算8勝目を挙げた。
 
これで今年の欧州男子ツアーは、フリートウッド（Qi10 LS）➡マキロイ（Qi10）➡オルセン（Qi10 LS）と、テーラーメイドの新作『Qi10』シリーズ1W使用者の3連勝となった。同社がオルセンの詳細1Wスペックと共に、昨年終盤のフィッティングの内幕を明かす。

「オルセンはテーラーメイドのツアー担当者とレース・トゥ・ドバイ決勝前の11月に1クリック上げた9.0°と、スタンダードアップライトの10.5°の『Qi10 LS』を初めて試しました。オフに両ヘッドを自分なりに調整した後、DPワールドツアー開幕戦の前に、オルセンと担当者は、10.5°のヘッドを最も振りやすいと感じるよう調整しました。
 
彼とチームは『Qi10 LS』のスライディングウェイトで複数の設定を試し、最適な打出しとスピンを微調整して、最終的にスタンダードアップライトでDRAWポジションに。10.5°の LSと『TP5x』ボールの高打出し・低スピンの組み合わせで約175 mphの安定した初速が生み出され、同じテスト中に『Qi10』の3、5Wもバッグに入れました」（同社広報）
 
【トービヨン・オルセンの優勝ギア】※全てテーラーメイド
1W：Qi10 LSドライバー（10.5°テンセイAVホワイト65TX 45㌅ 先詰1㌅ D3）
3,5W：Qi10フェアウェイ（15.0＆18.0°）
3I：P790、4I～6I：P7MC、7I～PW：P7MBアイアン
A,SW：Hi-Toe 3ウェッジ（56,60°）
PT：TP Reserve B11パター
BALL：TP5xゴルフボール