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おやじゴルフニュース「ゴルフ引退の時期は? 団塊世代の引退ピーク、2025年問題と合わせて考えてみる」

イラスト・とがしやすたか

2015年あたりに団塊世代が一斉にゴルフを引退し、ゴルフ業界がパニックになると囁かれていました。俗に言う「2015年問題」です。しかし、現実的にはそんなことは起こりませんでした。団塊世代の人たちは、予想を越えてばりばりゴルフをやっていたのです。

とはいえ団塊世代のメインは昭和22年前後の生まれで、2025年には78歳になります。さすがにボチボチ引退するのではと、噂されていますがどうでしょうか。

年齢的なものを考えれば、確かに団塊世代は引退する人が増えるでしょう。一方、新しくゴルフを始める人も増加しており、それでマーケットはバランスよく新陳代謝すると思われます。結果はどうなるか2年後を待つとしましょうか。

というわけで団塊世代に近いおやじ世代としては、ゴルフ引退まで、あと15年ぐらいとなりました。今後、起こりうるゴルフ引退現象を、シミュレーションしたいと思います。

1)オフシーズンを作るかどうか
ゴルフ引退の前にやることがあります。それはオフシーズンを作ることです。年をとると体力的、経済的に1年間継続してゴルフをやるのがしんどくなります。そもそもプロにオフシーズンがあって、アマチュアにないのも謎ですがね。

20年前は年末のクリスマス杯に出て、年明けすぐに新年杯に出場なんてことをやっていました。結果、1年中だらだらラウンドして、メリハリがつかず、スコアも伸び悩んでいました。


現在は仕事でゴルフをすることもあり、年中ゴルフをせざるを得ません。もし休んでいいのなら、すぐにオフシーズンを作ります。じゃあ、どのシーズンを休むか? それはやはり冬ですね。真冬のゴルフは、やってみてさほど楽しくないからです。

冬場はまず、朝、布団から出るのがしんどいです。コースに行ってからも、厚着をしているので体が回らない。ボールは飛ばない。芝が枯れていてアプローチがしんどいし、グリーンも朝は凍っているので、乗ってもこぼれてしまう。結果、スコアもまとまらずです。

結局、冬のゴルフは修行の域を出ません。ならば1月2月は休んで、練習場に通うだけにしてもいいのではないでしょうか。


さらに最近増えているのが、夏場の猛暑の時期のお休みです。ゴルフは出来ますが、熱中症などの危険もあり、年配の方でやらない方が結構います。そもそも夏と冬は料金的に、オフシーズン扱いで安いじゃないですか。おやじにとって今後、ゴルフはシーズンスポーツになる、そういう可能性は十分あります。

2)ゴルフに行くときのくるまの運転問題
高齢者が引き起こす交通事故が社会問題となっています。75歳から自動車免許更新時に、実技などを施すケースが増え、更新が難しくなったり、免許を自主返納する人が増える傾向にあります。

そしておやじゴルファーも寄る年波には勝てず、くるまの運転をしてラウンドし、また運転して帰ることが、体力的にきつくなってきます。


対処法としては、くるまの相乗りや息子や部下に運転してもらう、あるいは電車ゴルフや前泊してゴルフをするなどの方法があります。くるまの運転が辛いのを理由に、ゴルフのラウンド回数が減ることはあるでしょう。

家からゴルフ場が近い方は結構ですが、大都市圏に住んでいると、遠いゴルフ場に行くのがおっくうになってしまう。俄然行く回数は減るでしょうね。

3)ケガ、病気でゴルフが出来なくなる
今までケガや病気でゴルフを休んだことがありますが、長くてせいぜい2カ月ぐらいですかね。捻挫で2カ月、網膜剥離の手術でひと月ぐらいでした。


ですが今後、長期で離脱する可能性があります。例えば外反母趾になっている右足ですが、いよいよ足の親指が中指に乗っかって来て、歩きづらくなってます。現在、足の指を広げるサポーターを履いて矯正していますが、どうなりますやら。手術という方法もありますが、そこまでやるべきなか疑問です。すでに20年以上、外反母趾なので、あと10年ぐらいはうまく誤魔化せないか、いろいろ画策中です。

ほかにも去年から始まったリウマチが、少しずつ悪化してます。手の痺れは免疫系、神経系の難病もありますから、とりあえず軽度のリウマチで、まだ良かったなと思っています。

リウマチの対処としては、指に力が入りにくいので両手にグローブをはめてラウンドしています。冬は特に指が痺れやすいので、今年の冬が心配です。将来的にリウマチ悪化で冬のゴルフは休む、その可能性はありますね。

4)同伴メンバーに迷惑がかかるなどの理由
義理の父がゴルフを辞めた理由は、周りから「プレーが遅い」と頻繁に言われるようになったからだそうです。自分ではさほど遅くないと思っていたのですが、友だちから指摘を受けて、これはそろそろ潮時だなと思い、スパッとゴルフを辞めたそうです。

過去において、コンペで偶然一緒だった年配の方は、毎回自分の打ったボールを見失い、しかも右に飛んだか左なのかも分からないほど、視力が衰えているようでした。そのときは、ボールがあまり見えていないのだと気づき、毎回、ボール探しのお手伝いをしました。

この人が今でも、毎回どこかでラウンドしていると思うと、ちょっと心配です。そういう人は、理解のある親しい同伴者を常につけるとか、キャディさんに見てもらうなどしないと、プレーが進まないですよね。

そんなわけで、個人的には同伴プレーヤーに迷惑がかかるようになったら、引退を考えますか。ただ自分自身がそれに気づいているかどうかが問題です。すでに誰かに迷惑をかけていたら、ごめんなさいです。

あと頻繁に叩き出したら、ゴルフを辞めます。シニアティから打って、平均110以上叩いていたら、ちょっとそれはって思います。実際80歳を超えたおじいさんが、80台でラウンドをしているのを何回も見てます。老いたら、あ~なりたいですね。

5)最後はお金との勝負か
最後はやはり金の切れ目が、縁の切れ目となりますか。仕事をやっているからプレー代をひねり出せるわけで、いつまで仕事をしているかで、ゴルフの引退時期が分るというものです。

今は物価高で、しかも税金、健康保険などの固定の出費もバカ高いし、到底年金のみじゃ生活できません。生活費を切り詰めてまでゴルフは出来ないでしょう。今のうちから老後の生活対策を考えておかないと。


経済的な理由でのゴルフ引退は、メンバーである倶楽部の年会費を払うのがしんどくなってきた。そうなったらいよいよ引退かと思います。

■プロフィール■
木村和久
きむら・かずひさ/1959年生まれ、宮城県出身。世の中のトレンドを追求し、ゴルフや恋愛に関するコラムを多数執筆するほか、マンガ原作も手がける。隔週刊ゴルフ誌「ALBA」ほか、連載多数。
 
とがしやすたか
1959年生まれ。東京都出身。「青春くん」などで知られる4コマ漫画家。ゴルフ好きが高じて雑誌でラウンドレポートなども展開。

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