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女子はプラチナ世代、男子は賞金王も“昇り竜”の一年に! プロゴルフ界、今年の年男&年女は?

今年24歳を迎えるプラチナ世代の面々。左上から時計回りに吉田優利、西村優菜、古江彩佳、安田祐香(撮影:鈴木祥、福田文平)

年が明け、今年2024年の干支といえば『辰』。そこでプロゴルフ界の主な年男&年女を紹介しよう!(カッコ内は誕生日)

まず今年24歳、2000年生まれに該当するのは女子ツアーではいわゆる“プラチナ世代”と呼ばれる世代の選手たち。米国ツアーを主戦場にしている古江彩佳(5月27日)、西村優菜(8月4日)もそこにあたる。昨年、古江はルーキーイヤーだった2022年に続く優勝こそ逃したものの、その安定した成績でツアーのポイントランキングで日本勢最上位の10位に入った。今年は通算2勝目、3勝目…に手が届くことを期待したい。

また昨年が初参戦イヤーだった西村は、シーズン序盤こそ苦しんだが、秋になると徐々にその本領を発揮。9月の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で3位になると、10月の「ビュイックLPGA上海」でも8位と上位争いを繰り広げ、ポイントランク48位でシード入りを果たした。本人も今年は「優勝」を目指しプレーすることを誓っている。

そして、今年からその舞台に飛び込む年女が吉田優利(4月17日)。昨年末に行われた最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過し、ツアーメンバー入りした。昨年は日本でメジャー優勝も果たすなど、飛躍の一年に。勢いそのままに、いきなりの活躍を見せてもらいたい。

このほかにも、今年初めてシード選手として国内ツアーを戦う安田祐香(12月24日)や、阿部未悠(9月27日)、後藤未有(9月29日)、シード復帰に燃える小倉彩愛(9月3日)ら、初優勝が期待される選手も多い。ひとつ上の学年では、昨年2勝を挙げた“自称アイドル”の菅沼菜々(2月10日)の名も。男子では、昨年国内賞金王を戴冠した中島啓太(6月24日)が年男にあたる。

続いて36歳になる1988年生まれを見ると、昨年も8月の「ニトリレディス」で優勝している国内ツアー通算6勝の菊地絵理香(7月12日)や、同4勝の若林舞衣子(6月9日)らがいる。男子では昨年の「全米オープン」で20位と健闘した永野竜太郎(5月6日)や、ツアーの盛り上げ役・中西直人(8月11日)が該当。まだまだ老け込む年でもなく、第一線で活躍する姿が見られそうだ。

その一回り上の1976年生まれにも、女子ツアーの永久シード保持者で、昨年も8試合に出場した通算50勝の不動裕理(10月14日)や、男子で昨年PGAツアー2試合に出場した今田竜二(10月19日)ら、現在もプレーする選手がいる。

今年還暦の1964年生まれは、通算8勝で現在は女子のコースセッティングにも携わる山崎千佳代(2月10日)ら。1952年生まれには、通算45勝の大迫たつ子(1月8日)や、プロ野球の阪急や巨人でプレーし、引退後はティーチングプロとしてゴルフ界に入った簑田浩二氏らがいる。

このなかで“昇り竜”とも言える2024年を過ごすのは、はたして?

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