18年大会を制したパトリック・リード、グリーンジャケットは同じくLIV組のセルヒオ・ガルシアから受け取った（撮影：GettyImages）
20日、オーガスタ・ナショナルGCは現行の出場資格で2023年の「マスターズ」（4月6〜9日）を行うことを発表。これにより、PGAツアーを出場停止されている「LIVゴルフ」の参戦選手も、来年はマスターズに出場できることが決まった。
松山英樹もLIV組選手からグリーンジャケットを受け取っていた【写真】
フレッド・リドリー会長は「今週中に“招待状”を発送する」と話ていたが、その招待状はLIV選手の手元にも届き、ソーシャルメディアでその喜びを伝えている。
18年のマスターズチャンピオン、パトリック・リード（米国）は、自身のインスタグラムで「今年はクリスマスが少し早く訪れた。マスターズありがとう。4月にみんなに会えることが待ちきれない」と投稿。ミスター・パトリック・リードと書かれた招待状と優勝者が得るオーガスタ・ナショナルGCクラブハウスのレプリカを並べ、クリスマスツリーを背景に写真をアップした。
ケビン・ナ（米国）も招待状の写真を大きくアップ。「2023年のマスターズにもう興奮している。パーフェクトなクリスマスギフトだ！」と喜びを語った。
出場資格が与えられる、今年最後の世界ランキングで50位に滑り込んだのは29歳のアドリアン・メロンク（ポーランド）。今年7月の「ホライゾン・アイルランドオープン」でポーランド勢として初のDPワールド（欧州）ツアーを制覇し、12月「ISPS HANDAオーストラリアオープン」で2勝目を飾った。同18日に発表された世界ランキングで前週から2ランクアップして50位に滑り込み。これで来年のマスターズに初出場となり、「パーフェクト・クリスマス・プレゼントがここに来た！」と招待状の写真をアップしている。
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