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開幕戦から10戦5勝と飛躍を見せた西郷真央 傾かないスイング軸でショットが安定【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

西郷真央のドライバースイングをコマ送りでお届け(撮影:佐々木啓)

2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。

今回はメルセデスランキング2位の西郷真央のスイングを解説。今季は国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディス」の優勝から、「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2022」、「[軸の移動がうまいスイングとは? 西郷真央のドライバースイング【連続写真】]()

西郷のスイングの特長について石井は「軸の移動がうまい。バックスイングで右に踏み込み、切り返しで左に踏み込む。この重心移動をするとき、軸が右にまったく傾かずに安定しています」と話す。

今年は米ツアーに5試合、国内女子ツアーには25試合出場した西郷。シーズン後半は疲れの影響からか、思うようなプレーができずに苦しんだ。8月以降は予選落ちが3回。不本意な成績が続いた後半戦のスイングについて石井は次のように話す。

「西郷さんのショットの安定の秘訣はスタンスの幅の中で非常にうまくスイング軸の移動ができていること。ですが、今シーズンの後半はスタンスが狭くなりましたね。その影響から右足の角度が足りなく、ダウンスイングのときに軸の移動がしきれず骨盤が右に傾いてしまっていました。これでは切り返しで下半身の動作が使えにくくなり、右残りのスイングになってしまいます。西郷さんの良さを発揮しづらくなっていましたね」

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