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ティーチングプロ初の理事・竹内弓美子氏が掲げる“三本柱” 7期目続投、小林浩美会長の新たな目標は… | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

2019年のLPGAアワードではゴルフビジネス賞を受賞した竹内弓美子氏(撮影:GettyImages)

22日、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の理事候補者候補選任選挙が行われ、7人の理事候補者が決まった。会長は小林浩美現会長が続投し、2011年から7期目を迎えることが内定。理事では、ティーチングプロフェッショナル会員から竹内弓美子氏が立候補し選ばれた。

ティーチングプロとしての門出を迎えた三浦桃香【写真】

「勇気をすごく振り絞り、このあとの若い世代に引き継ぎたいという熱い気持ちをもって、思い切って立候補させていただいた」という竹内氏。所信表明では“三本柱”を打ち立てた。(1)ティーチング会員の質の向上と職域の拡大、(2)外部との連携、(3)ゴルフ場の活用−を掲げる。(2)については「女子プロゴルフだけではできることが限られる。できないことは外部の専門的な方と連携して、力をいただきながら、できるようにしていきたい」と話した。

小林会長は「ティーチング会員の方に理事になっていただきたくて、数年前から働きかけていた」と話し、「何年もかけて勉強されて培ってきた。竹内さんの場合、ビジネスもされていて、座学だけでなく専門性などいろいろなものを身に付けていらっしゃる。ご自身の知識と経験を発揮していただきたい」とティーチング会員、そして竹内氏に期待を寄せた。

来季の国内女子ツアーは全38試合が予定されているが、そのうち半数以上の19試合が4日間開催となり、小林会長が掲げていた目標がひとつ達成されることになる。そして次の目標として「グローバル競争」について言及した。「世界の競争で一番必要なのは、幅広い引き出し。イーブンパーの戦いから20アンダーを超えるバーディをガンガン獲る競争が必要。そうすれば、海外でバーディを獲る必要があるフィールドでも躊躇(ちゅうちょ)なく自分の天井を作らずに、スコアを伸ばし続ける力をつけてほしい」。コースによってはバーディ合戦を目論むことも明かした。

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