今季はステップでV　来季は5年ぶりのレギュラー優勝が目標　新垣比菜【きょうは誰の誕生日？】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

新垣比菜は24歳の誕生日を迎えた（撮影：福田文平）

12月20日は、ツアー1勝を挙げている新垣比菜の誕生日。1998年生まれの黄金世代で、きょうで24歳。今季前半は予選落ちが続いたが10月の「富士通レディース」で単独3位に入ると、11月のステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」で優勝。来季の出場権をかけたQTでも14位に入り、23年はシード復帰＆18年以来5年ぶりの2勝目が期待される。

来季につながる復活Vを果たした新垣比菜【写真】

沖縄県うるま市出身。宮里藍に憧れ、8歳からゴルフを始める。小学6年時の2011年には、金田久美子に次ぐ2番目の年少記録（当時）で「ダイキンオーキッドレディス」に出場し注目を集めた。

興南高校（沖縄県）進学後の14年には「ニトリレディス」で7位タイに入るなど、ツアーでも上位を賑わす存在に。翌15年には、「ラシンク・ニンジニアRKBレディース」で史上3人目（当時）のアマチュアでのステップ・アップ・ツアー優勝も果たした。

高校卒業の17年にプロテスト一発合格を果たすと、18年「サイバーエージェントレディス」でツアー初優勝。賞金ランク23位で初シードを獲得。19年も賞金ランク27位で2年連続のシード入りを果たすも、20-21年シーズンにシード喪失。今季もシード復活はならなかったが、ステップ・アップ・ツアーで優勝。QTでも上位に入り、来季前半戦の出場権を獲得した。

初優勝から一転、シード落ちを喫したここ2シーズンを「スイングばかり考えて、試合をしている感覚がなかった」と、ショットの不振が続いていたことを振り返った。だが今季終盤の成績をみれば、調子が上向きなのは間違いなさそう。アマチュア時代から活躍してきた黄金世代の筆頭選手、来季は強く華麗なプレーが見れそうだ。