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平均ストローク賞は賞金王の比嘉一貴 唯一60台の星野陸也がタイトルを逃した理由【22男子スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

3ツアーズではコンビを組んで活躍した星野陸也(左)と比嘉一貴(撮影:ALBA)

今年の男子ツアーはフレッシュな20代の活躍が目立った。その証拠に「ジャパンゴルフツアー表彰式」で表彰された17部門のうち16個が初受賞。15部門を20代が制した。そんな1年をスタッツで振り返る。今回は平均ストローク部門。

本当に強かった! 比嘉一貴のドライバースイング【連続写真】

平均ストロークとは、1ラウンドあたりの平均ストローク数。バーディを量産できる攻撃力だけでなく、ボギーを叩かない守備力も重要となり、「今季誰が活躍したのか」をダイレクトに映し出す数値とも言える。1位は星野陸也の『69.975』、2位は『70.123』で比嘉一貴だった。

賞金ランキング1位が27歳の比嘉で、同2位が26歳の星野だったから、平均ストローク数は、まさに2人の活躍を表している。ここで1つ触れなければならないのは、今季の『平均ストローク賞』を受賞したのは比嘉だということ。星野は「日本オープン」の2日目に棄権しているため、表彰対象外にされているのだ。トーナメント規定により「競技中のラウンドにおいて途中棄権をした者については平均ストローク部門にかかわる表彰の対象外とする」とある。

実は19年に平均ストローク1位の今平周吾が、2位のガン・チャルングン(タイ)にタイトルを譲ったときも同じ理由。今平の場合は、19年1月のシーズン開幕戦、「SMBCシンガポールオープン」の初日を棄権した。そのあとの24試合で16度のトップ10に入って賞金王を戴冠したが、初戦の初日で『平均ストローク賞』を放棄したことになる。

星野も今平も棄権は1度だけ。何度も棄権を重ねれば、平均ストローク数に大きく影響しそうだが、なんとももったいない形で受賞を逃すことになった。

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