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骨盤の傾きが少ないからインパクトが安定する 菅沼菜々【女子TOP10 ドライバー連続写真解説】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

“まくりの菅沼菜々”のドライバースイングを解説(撮影:佐々木啓)

2022年の女子ツアーを振り返ると、メルセデスポイントランキングで女王に輝いた山下美夢有や山下に次ぐ2位の西郷真央ら、新たなヒロインの出現に胸を躍らせた一年だった。ここではツアープロコーチ・石井忍が、メルセデスポイントランキングでトップ10に入った選手たちのスイングを連続写真で分析し来季の活躍を占う。

今回はメルセデスポイントランキング(MR)で8位に入った菅沼菜々のスイングを解説。菅沼は今季33試合に出場し、年間トップ10回数は15回。昨季MR45位に入り初シードを獲得したばかりの菅沼は、一気にMRトップ10へと入り込み飛躍の一年とした。

まくりの菅沼菜々! 高いトップの位置から安定させる動きとは?【連続写真】

菅沼のスイングの特長を石井は、「クラブの使い方がうまい。骨盤の位置が安定したスイングだ」という。

「バックスイングが大きく、トップの位置は高めでクロスしていますが、右腕や右ヒジをあまり曲げてこず、右手主体で振っています。ダウンスイングで左腕が地面と平行になったときに、骨盤も地面と平行になっている。つまり右サイドの高さを保ったまま振り下ろしているので、効率よくクラブを振れてインパクトが安定するんです。骨盤の傾きが少ない状態で回転をしているので、上半身の動きが安定しやすいわけです」

骨盤をフラットに動かすポイントは?

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