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ジャック・ニクラスの“お家騒動” 提訴されるもコース設計ビジネス続行へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

自身の会社から訴えられたジャック・ニクラス “お家騒動”はどのような展開を見せるのか(撮影:GettyImages)

“帝王”ジャック・ニクラス(米国)が今年5月、『ニクラス・カンパニー』から「専属契約を結んでいる同社を通さずにビジネス交渉を行った契約違反」としてニューヨーク州最高裁判所を通して提訴された。

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11月末に3日間のヒアリングが行われた結果、「ニクラス氏はゴルフコース設計と他のビジネスは『ニクラス・カンパニー』を通さずに続行。ただし、コマーシャル契約は除く」と“仮差し止め”が発せられた。

ニクラス・カンパニーは2007年、ニクラスに専属契約料として1億4500万ドル(約195円)を支払い、ニクラス氏のロゴであるゴールデン・ベアのゴルフグッズのライセンス契約、コース設計を含むビジネス全般を行うことで同意していた。

しかし、現在82歳、メジャー18勝のニクラスに「ニクラス・カンパニーを通さずにビジネスを行っている」と同カンパニーの会長を務めるニューヨークのビジネスマン、ハワード・ミルステイン氏は主張。その中にはビデオゲームの肖像権、「マスターズ」やPGAツアーへのTV出演、および現在グレッグ・ノーマン(オーストラリア)がCEOを務めるサウジアラビアの政府系ファンドがバックアップする『LIVゴルフ』との交渉も含まれている。

ニクラスは「LIVゴルフから1億ドルを超える金額を提示されたが、CEO就任の申し出は断った」と公表したが、ニクラス・カンパニーは「直接交渉すること自体が契約違反」と主張している。

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