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テーラーメイドが『SelectFitキット』でアイアンフィッティングを充実

新しいSelectFitキット(右)で、最新のPシリーズがより緻密に選べる

ムーバブルウェイトテクノロジー(MWT)にはじまり、ドライバーの可変スリーブ調整機能など「クラブの調節性」のパイオニアとして業界をリードしてきた米国テーラーメイドが全く新しい「アイアンフィッティングキット」の導入を発表している。

「SelectFitキットには調整スリーブがあり、フィッターは同じヘッドで3度のアップライトから3度のフラットまで、2度のストロングから2度ウィークにゴルファーに合わせることができます。2つのライ調整スリーブと1つのロフト調整スリーブは、この新しいシステムでこれまでにない調整機能を生み出します。では、この新システムはフィッティングでどのように使用されるのでしょうか?現在フィッティングセンターにあるものと同じSelectFitシャフトマトリックスを使用しながら、フィッターは赤と青の矢印システムを引き続き使用し、レンチをひねるだけでさまざまなロフトとライを実現できます」(米国テーラーメイド

1つのヘッドで調整可能なため、これまで12種類のヘッドの用意が必要だった点が大幅に簡略化され、よりゴルファーに合わせやすくなる。今後、世界中の[▶▶▶レジェンド・世界一が磨く、テーラーメイド『Pシリーズ』アイアン[P7MB/P7MC/P770/P790] ]()

「フィッターが標準的なライから始めて、よりフラットなライを試したい場合は、スリーブを回転させてマーキングを合わせ、最大3度フラットになるよう調整します。その調整が大きすぎる場合、フィッターはスリーブを交換して、ヘッドを2度フラットマークのあるスリーブと一致させられます。次に、フィッターはロフトスリーブの調整オプションを使用して、希望の赤いロフト指定を赤い矢印に一致させることにより、打ち上げとスピンをダイヤルして飛距離を最大化できます。以前は、フィッターがこのレベルのロフトとライの調整機能を実現するには、12種類のヘッドが必要でした」(同)

弾道計測機の普及でアイアンでも落下角などを正確に測るフィッティングが一般しつつあるが、同社は「セットを最適化するには適切なロフトが重要で、飛距離・スピン・打ち出し・距離差はすべてロフトの影響を受けます。SelectFitキットを装備したテーラーメイドのフィッターは、他のどの場所よりも優れた装備を備えています」と胸を張る。今後、日本の同社セレクトフィットストアでもより正確なフィッティングが期待できそうだ。

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