リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 R・へラン -29 2 B・ターディー -27 3 V・プラタ -25 A・クラウター -25 5 勝みなみ 
-24 6 S・ワグナー -23 C・ワンナーセン -23 8 L・ヨハンソン -21 9 K・パーク -20 L・ハートレッジ -20 順位の続きを見る
勝みなみが堂々5位で米ツアーメンバーに！（撮影：ALBA）
＜LPGA Qシリーズ（後半） 最終日◇11日◇RTJハイランド・オークスGC（米アラバマ州）6685ヤード・パー72＞
日本のナショナルオープン覇者が実力を見せつけた8日間だった。来季の米ツアー出場権をかけた「Qシリーズ」最終日。勝みなみは6つのバーディを奪ってボギーなし。トータル24アンダーの単独5位と、前半戦のほぼすべての試合に出場することができる20位を大きく上回ってフィニッシュした。
「まずはホッとしています」と安どの表情を浮かべた勝。「まさかこんなに上位とは思っていなかったですね。これが精いっぱいやった結果ですが、まだ上を目指せる」。手応えと、来季に向けた課題、刺激を大いにもらった144ホールだった。
なぜこんなに上位に入れたのか。「目の前のやるべきことをやるだけ」とスコアを気にしなかったこともあるが、こんな理由もあった。「上位に入る重みを知らないからこそできたのかなと思います。一緒に回っている子たちは緊張していて、深呼吸している音が聞こえてきましたから」。自身は余裕を持ってできたが、油断したわけではない。「そういった同組の選手を見て余計にやる気が出ましたね。もがいている人たちがいるなかで、私ももっと頑張りたいと思った」と最後まで手綱を緩めることはなかった。
これで来季は米国が主戦場となる。「出るからには全試合勝ちたいですね（笑）」と勝らしい目標もあるが、「どこまでできるか楽しみですね。優勝したいです。まずは1つ勝って弾みをつけたいですね」。そのために自分がやるべきこともわかっている。「こっちのコースはポイントに置いていかないといけないのでマネジメントが大事。そしてどんなに難しいコースでもパー5はあるので、そこでスコアを伸ばせるように100ヤード以内の精度を上げたいです」とすでに来季をにらむ。
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