怒とうの8バーディで出場権圏内へ 勝みなみは後半2日目を終えて「ホッとしている」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
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勝みなみが取りも取ったり8バーディで浮上(撮影:ALBA)
<LPGA Qシリーズ(後半) 2日目◇9日◇RTJハイランド・オークスGC(米アラバマ州)>
ナショナルオープンを連覇した爆発力は、米国でもいかんなく発揮された。初日にスコアを伸ばせず26位タイに後退した勝みなみだったが、2日目は8つのバーディを奪う猛チャージ。トータル15アンダーの12位タイに浮上し、再び来季の前半戦にほぼ出場できる20位以内へと入ってきた。
3番、4番と連続バーディで最高の滑り出しを見せた勝は、7番からは怒とうの3連続バーディと前半だけで5つ伸ばす。後半に入っても11番のパー5でしっかりと伸ばしたが、13番パー3でパッティングのミスが重なりダブルボギー。それでも下を向くことなく14番でバウンスバックを決めると、その後はバーディとボギーを1つずつにまとめてホールアウトした。
初日に「何なの〜」と思わず話すほど苦戦したグリーンをうまく攻略した。「きょうはショットが安定していましたし、パッティングも入ってくれました」。何よりも流れを掌握した。「4番のバーディで入りましたね」と、スイッチが入るともう止まらない。ショットを打てばピンに絡み、パットを打てば入る。まさにそんな前半だった。
まずは圏内で後半戦を折り返せたことに「半分終わってホッとしているところがありますね」と勝。とはいえ、油断はまだできない。「コースが難しいので、しっかりと攻略を立ててさらに伸ばしていけるようにしたい」。米でも通用した攻撃力で、ここからさらに順位を上げていきたい。(文・秋田義和)
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