ジョン・ラームは28歳の誕生日を迎えた（撮影：GettyImages）
11月10日は、米ツアー通算7勝を挙げているジョン・ラームの誕生日。1994年生まれで、きょうで28歳。2020年にワールドゴルフランキングで1位になり、翌21年「全米オープン」でメジャー初優勝。人気と実力を兼ね備えた米PGAツアーの中心選手のひとりだ。
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スペイン出身で、大学進学を機に渡米。大学在学中にカレッジゴルフではフィル・ミケルソンの16勝に次ぐ、通算11勝を挙げている。その間、世界アマチュアランク1位に輝き、学生ゴルフの最優秀選手に贈られるベン・ホーガン賞を2度受賞している。
16年にプロ転向。米PGAツアー初優勝は翌17年の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」。最終日を首位と3打差からスタートしたラームは、出だしの1番でボギーを叩くも、バックナインに入るとふたつのパー5でイーグルを奪取。最終18番でのイーグルは、約18.5メートルのパットを決めたスーパープレーを見せた。プロ2年目、22歳での勝利だった。
翌シーズンからも勝利を重ね、迎えた21年に初のメジャータイトルを手にした。トリーパインズで行われた「全米オープン」で、最終日に3打差6位から出て「67」をマーク。終盤の17、18番に連続バーディを奪い勝利を決定付けた。スペイン出身プロのメジャーチャンピオンは故セベ・バレステロス、ホセ・マリア・オラサバル、セルヒオ・ガルシアに続く4人目の快挙だった。
身長188センチの恵まれた体格とスピード感あふれるスイングを生かし、平均飛距離300ヤードは当たり前。その一方で今年3月の「アーノルド・パーマー招待」では、約25センチの「お先に」のパットを外したのをPGAツアー公式ツイッターが紹介し話題となった。
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