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ルーティンの素振りは1回の選手が大半! 青木瀬令奈が素振りをしない理由は?【日米トップ選手の回答】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

素振りをしないのはイメージができているから(撮影:佐々木啓)

3年ぶりに日本で行われる唯一の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」が開催され、多くのトップ選手が日本に集結した。そこでトップレベルのテクニックを取り入れようと同大会のプロアマに出場していた33選手のルーティンからスイングまで徹底調査してみた。

アマも真似したい全力素振り 渋野日向子のルーティン&スイング【動画】

ルーティンと言えば打つ前の準備。さすがにクラブを一切振らずに打つ選手はいなかった。大多数の選手が素振りを行い、素振りを行わない堀琴音、青木瀬令奈もダウンスイングからインパクトまでの動きは確認していた。そして、回数はほとんどの選手が1回のみ。2回振ったのは勝みなみ、山下美夢有、リリア・ヴ(米国)の3人だけだった。3回以上はゼロである。

では、アマチュアには何回の素振りがおススメなのか。“素振りをしない”青木のコーチである大西翔太氏に聞いてみた。

「身もふたもない言い方をすれば、何回振っても、どう振ってもいいと思うんです。それよりも大事なのは“なぜ素振りをするのか”ということ。素振りをする理由は、スイングの動きのイメージを出すこと、出球のイメージを出すことです。ゴルフのボールは止まっているので、自分が正解の動きをすることができれば基本的には正解の球が飛んでいきます。そのための準備というわけです」

プロには実際のショットとは違い、吉田優利のように反動をつけてトップまで上げるタイプもいれば、菊池絵理香のように振りぬいた勢いで後方へと下がる選手もいる。それはあくまで「プロの選手はそういう素振りでもイメージを出せるからです」と真似すべきではない。「トップアマの方は別としてもまずは1回をちゃんと振ること」と大西氏は勧める。

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