ジェマ・ドライバーグが初優勝に涙 スコットランド勢としても日本初V | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 G・ドライバーグ -20 2 永井花奈 -16 3 L・グラント -15 4 西村優菜 -13 5 古江彩佳 -12 山下美夢有 -12 上田桃子 -12 8 勝みなみ -11 吉田優利 -11 10 L・ヴ -10 順位の続きを見る
悲願の米ツアー初V ジェマ・ドライバーグの笑顔がはじけた(撮影:佐々木啓)
<TOTOジャパンクラシック 最終日◇6日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>
3年ぶりの日米共同試合で、日本ツアーでは初めてスコットランド人が美酒に酔った。ジェマ・ドライバーグが唯一トータル20アンダーに乗せて、うれしい米ツアー初優勝を挙げた。
1打差の2位から出たドライバーグはこの日2つ目のバーディとなる7番で首位タイに追いつくと、単独首位に立ってサンデーバックナインへ。さらに、11番で同組の上田桃子がダブルボギーを叩くなかバーディとして差を広げると、13番からは圧巻の3連続バーディ。最後もバーディで締めて、5000人を超える大ギャラリーの拍手で大団円を迎えた。
2018年から米ツアーに参戦したドライバーグだが、なかなか勝てない日々が続いた。昨年の「キャンビア・ポートランド・クラシック」では最終日最終組に入りながらも届かなかった。それだけに、表彰式のスピーチでは涙がこぼれた。「すごくうれしい。ずっと待ち焦がれていた初優勝を、日本で挙げられて良かった。すごく長く感じた。15歳の頃からツアーで勝ちたいという夢を持ち、それをやっと叶えることができた」と万感の思いを吐露した。
「日本の選手はすごく強いというのがよく分かった。彼女たちもアメリカに来れば勝てる実力があると思った。すごく素晴らしい選手が多い。特にマナーの面では関心することが多かった」。そんな手ごわいライバルたちに勝てたのだから、喜びもひとしおだ。
Follow @ssn_supersports