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58年前にプロ入りした青木功JGTO会長、蝉川泰果のプロ宣言を祝福「アマチュアが2回も優勝するとは」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

9月のパナソニックオープンで優勝したときの蝉川泰果と青木功会長(撮影:佐々木啓)

蝉川泰果(せみかわ たいが・東北福祉大4年)がプロ宣言を行い、10月31日付けで日本ゴルフツアー機構(JGTO)のツアーメンバー登録を済ませたことを受け、青木功会長がコメントを発表した。

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「蝉川泰果選手、プロ転向おめでとうございます。JGTOのツアーメンバーとしてお迎えできること、大変嬉しく思います」とプロとしての船出を祝福。続いて、「私も長い競技人生を過ごしてきましたが、アマチュアの選手がプロのトーナメントにおいて1シーズンに2回も優勝するというシーンに立ち会うとは思ってもいませんでした。これらの活躍の裏には、相当な努力があったことでしょう」と、松山英樹もなし得なかった史上初となるアマチュアでツアー2勝の快挙を讃えた。

現在80歳の青木会長自身は58年前の1964年にプロ転向。60年近く男子ゴルフ界をみてきたが、蝉川がプロたちを抑えて9月の「パナソニックオープン」で優勝し、10月の「日本オープン」にも勝った歴史を塗り替える大活躍に、驚きを隠せないようだ。

そして、「これから長く続くプロの世界では、良い時ばかりではないはずです。時には思うようにいかない苦しい時もあるでしょう。そのような苦しい時こそ、ゴルフに対して真摯に向き合い、謙虚な姿勢で日々の努力を怠ることがなければ、必ずその先に光が見えるはずです。今後の更なる飛躍を期待しています」と激励した。

蝉川は日本オープンの優勝で5年間のシード権を得ており、来年から2027年まで国内男子ツアーに出場することができる。

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