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2年ぶり国内戦の畑岡奈紗「うれしい」 初出場は高校時代…“経験”による変化も | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

2年ぶりの国内戦 畑岡奈紗が“大人のゴルフ”でタイトルを狙う(撮影:米山聡明)

樋口久子 三菱電機レディス 事前情報◇27日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>

新型コロナウイルスの影響もあり、2020年の「TOTOジャパンクラシック」以来、2年ぶりとなる日本での試合を翌日に控え、畑岡奈紗は「すごい楽しみにしていましたし、うれしい」と笑顔を見せた。主戦場の米国ツアーで今季1勝を含め通算6勝を誇る日本のエースは、そのプレーを見ることを楽しみにしているファンへ「最初は緊張すると思いますが、ひとつでもいいプレーを見せられたら」と誓った。

渋野日向子の爆笑 in JAPAN【写真】

まだ高校生だった時に出場して7位になった15年、そして2位になった17年大会に続き3度目の出場。「自分が思ったような球筋を打てなかったり、そんなにいい状態ではない」と現状について話すが、“好相性”のコースとあって周囲の期待感も高まるばかり。「高校生の頃はいい意味で何も考えずにピンだけを見て打っていた。今回戻ってきて、グリーンの傾斜がこんなにあって難しかったんだなと感じる」。経験がコースの見え方を変えたようだが、当然ながらそれと同時に米国で鍛えた技術が伴っている。

「自分が今取り組んでいることをやり切る1週間にしたい」というのが目標だ。今季から黒宮幹仁コーチに指導を受けるなど、新たなものも取り入れている。これによりスイング面での「新発見」や、「調子が悪くなって悩んだ時、ミスの傾向や、今自分がやりたいスイングなど、しっかり毎試合テーマを持ってできるようになっている」と上積みも実感できている。

冒頭の“状態がよくない”部分も、その理由をはっきりと言葉にする。「練習場でいいボールを打てても、コースのロケーションによって前のスイングとの間で葛藤があったり、なかなかエイミング(狙い)がとりにくいホールもあったりする。それでミスが出てしまうという傾向が、ここ何週間かある。特にアドレスの向きに気をつけてやるのが(改善点の)一つかなと思っています」。ピンを右から狙うのか、はたまた左から狙うのか。そういう攻め方も丁寧に考え、しっかりとスイングに落とし込むことが重要になる。

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